• ひとことでWindowsのシェルがファイルの場所を正しく確かめない弱点です。
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやること2018年8月14日以降の更新プログラムを入れる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2018-8414
製品Microsoft Windows
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-03-25
米国政府機関の対応期限2022-04-15
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-20(入力の確認の不備)

何が起きた

Windows のシェル(ファイルやアプリを開く役目を持つ部分)が、ファイルの場所(パス)を正しく確かめない弱点が見つかりました。悪用されると、攻撃者がプログラムを動かせるおそれがあります。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が悪用できますが、利用者が何か操作する必要があるとされています。実際の悪用が確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したファイルなどを用意する → 2. 利用者がそれを開くなどの操作をする → 3. シェルがパスを正しく確かめない → 4. 攻撃者のプログラムが動く1攻撃者が細工したファイルなどを用意する2利用者がそれを開くなどの操作をする3シェルがパスを正しく確かめない4攻撃者のプログラムが動く攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したファイルなどを用意する → 2. 利用者がそれを開くなどの操作をする → 3. シェルがパスを正しく確かめない → 4. 攻撃者のプログラムが動く1攻撃者が細工したファイルなどを用意する2利用者がそれを開くなどの操作をする3シェルがパスを正しく確かめない4攻撃者のプログラムが動く攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したファイルなどを用意する → 2. 利用者がそれを開くなどの操作をする → 3. シェルがパスを正しく確かめない → 4. 攻撃者のプログラムが動く1攻撃者が細工したファイルなどを用意する2利用者がそれを開くなどの操作をする3シェルがパスを正しく確かめない4攻撃者のプログラムが動く

誰が影響を受ける

Windows 10 の Version 1703、1709、1803 と、Windows Server の version 1709、1803(Server Core)を使う人が対象です。Microsoft は 2018年8月14日に修正を出しています。Windows 10 Home と Pro は、サポートが2025年10月14日に終わっています。

何をすればいい

2018年8月14日以降の Windows の更新プログラムが入っているか確認してください。Version 1803 は KB4343909、Version 1709 は KB4343897、Version 1703 は KB4343885 です。サポートが終わった Windows を使い続けず、サポート中の版に移ることを検討してください。あわせて、公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • 2018年8月14日以降の更新プログラムを入れる
  • 知らない相手からのファイルを開かない
  • サポート中のWindowsに移る

用語メモ

シェル 用語集で見る
Windows で、ファイルを開いたりアプリを起動したりする役目を持つ部分です。
パス
ファイルがどこにあるかを示す住所のような文字列です。
更新プログラム 用語集で見る
メーカーが弱点や不具合を直すために配る修正です。Windows Update などで入れます。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft Windows Shell Remote Code Execution Vulnerability

概要

A remote code execution vulnerability exists when the Windows Shell does not properly validate file paths.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る