- ひとことでWindows のアプリ導入の仕組みで、権限を上げられる弱点
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることWindows Update で更新を入れる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2019-1385 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-05-23 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-06-13 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-59(ファイルにアクセスする前のリンクの解決の不備) |
何が起きた
Windows の AppX Deployment Extensions(アプリを入れるための仕組み)が、権限の管理をきちんと行わないため、システムのファイルにアクセスできてしまう弱点が見つかりました。ログイン済みの攻撃者が、細工したアプリを実行して権限を上げられます(権限昇格)。対象の機器の上で(ローカルで)、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用でき、利用者の操作は不要です。実際に悪用が確認されており、ランサムウェアでの悪用も確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Microsoft によると、Windows 10 Version 1709、1803、1809、1903 と、Windows Server 2019、Windows Server, version 1803 と version 1903(Server Core installation)が影響を受けます。
何をすればいい
Windows Update で、この弱点を直すセキュリティ更新(KB4525237、KB4523205、KB4524570 など、版ごとの更新)が入っているか確認してください。Windows 10 は 2025年10月14日 にサポートが終わっているため、使い続けず、サポートの続いている Windows に移行してください。あわせて公式の案内(Microsoft のセキュリティ更新プログラムガイド)を確認してください。
やることチェックリスト
- Windows Update で更新を入れる
- 版ごとのセキュリティ更新が入ったか確かめる
- サポート中の Windows に移行する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows AppX Deployment Extensions Privilege Escalation Vulnerability
概要
A privilege escalation vulnerability exists when the Windows AppX Deployment Extensions improperly performs privilege management, resulting in access to system files.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る