- ひとことでChrome などの JavaScript を動かす V8 で、メモリの範囲外に書き込まれる弱点です。
- 深刻度6.5 警告CVSS v3.1
- まずやることChrome を 74.0.3729.131 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2019-5825 |
|---|---|
| 製品 | Google Chromium V8 |
| 深刻度(CVSS) | 6.5 警告CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-06-08 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-06-22 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-787(範囲外への書き込み) |
何が起きた
Google Chrome などで JavaScript を動かす部品 V8 に、決められたメモリの範囲の外に書き込んでしまう弱点が見つかりました。細工した HTML のページを開くと、ヒープ(作業用のメモリ)を壊され、悪用される可能性があります。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログインなしに悪用できますが、利用者がページを開くなどの操作が必要です。この弱点は実際の攻撃での悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
NVD の説明では、Google Chrome の 73.0.3683.86 より前が影響を受けます。一方、Google のリリースノートでは、この修正は 74.0.3729.131 の更新に含まれています。CISA は、Microsoft Edge や Opera など、Chromium を使うほかのブラウザにも影響する可能性があるとしています。
何をすればいい
Google Chrome を最新版に更新してください。Google のリリースノートでは 74.0.3729.131 で修正されているため、少なくともそれ以降になっているか確かめてください。Microsoft Edge や Opera など Chromium を使うブラウザも、各メーカーの案内に従って更新してください。あわせて公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- Chrome を 74.0.3729.131 以降に更新する
- Edge など Chromium を使うブラウザも更新する
- 知らない相手から届いたリンクを開かないようにする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Google Chromium V8 Out-of-Bounds Write Vulnerability
概要
Google Chromium V8 Engine contains an out-of-bounds write vulnerability that allows a remote attacker to potentially exploit heap corruption via a crafted HTML page. This vulnerability could affect multiple web browsers that utilize Chromium, including, but not limited to, Google Chrome, Microsoft Edge, and Opera.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る