• ひとことでManageEngine Desktop Central で、ログインなしに外からプログラムを動かされる弱点
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることビルドを 10.0.479 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2020-10189
製品Zoho ManageEngine
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2021-11-03
米国政府機関の対応期限2022-05-03
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-502(信頼できないデータのデシリアライズ)

何が起きた

社内のパソコンをまとめて管理する Zoho ManageEngine Desktop Central(現在の名前は Endpoint Central)に、外から送られたデータを安全か確かめずに読み込んでしまう弱点が見つかりました。ManageEngine によると、攻撃者は任意のコード(攻撃者が好きに選べるプログラム)を実行でき、悪用にログインは必要ありません。NVD の評価でも、ネットワーク経由で、ログイン不要の攻撃者が、利用者の操作なしに悪用できます。CISA によると、実際の悪用が確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したデータをサーバーへ送る → 2. サーバーがそのデータを読み込む → 3. 攻撃者のプログラムが実行される1攻撃者が細工したデータをサーバーへ送る2サーバーがそのデータを読み込む3攻撃者のプログラムが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したデータをサーバーへ送る → 2. サーバーがそのデータを読み込む → 3. 攻撃者のプログラムが実行される1攻撃者が細工したデータをサーバーへ送る2サーバーがそのデータを読み込む3攻撃者のプログラムが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したデータをサーバーへ送る → 2. サーバーがそのデータを読み込む → 3. 攻撃者のプログラムが実行される1攻撃者が細工したデータをサーバーへ送る2サーバーがそのデータを読み込む3攻撃者のプログラムが実行される

誰が影響を受ける

ManageEngine Desktop Central(Endpoint Central)を使っている組織が対象です。NVD の説明では、10.0.474 より前のバージョンが影響を受けるとされています。ManageEngine によると、Secure Gateway Server はこの問題の影響を受けません。

何をすればいい

ManageEngine は、ビルド 10.0.474 で応急の修正を、ビルド 10.0.479 で完全な修正を出しており、10.0.479 以降への更新を求めています。すぐに更新できない場合は、ManageEngine の公式の案内にある手順で、web.xml から MDMLogUploaderServlet と CewolfServlet の設定を取り除き、サービスを再起動してください。この手順のあとは、モバイル端末からログをアップロードできなくなります。

やることチェックリスト

  • ビルドを 10.0.479 以降に更新する
  • 更新できなければ web.xml から該当の設定を外す
  • 設定を外したらサービスを再起動する

用語メモ

ビルド 用語集で見る
ソフトの細かい版を表す番号のことです。
任意のコード 用語集で見る
攻撃者が好きに選んで実行させるプログラムのことです。
web.xml
Java で作られたウェブのソフトで、どの機能を動かすかを決める設定ファイルです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Zoho ManageEngine Desktop Central File Upload Vulnerability

概要

Zoho ManageEngine Desktop Central contains a file upload vulnerability that allows for unauthenticated remote code execution.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る