- ひとことでDrayTek の Vigor ルーターで、外から命令を実行される弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやること型番とファームウェアの版を確認する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2020-15415 |
|---|---|
| 製品 | DrayTek Multiple Vigor Routers |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2024-09-30 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-10-21 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-78(OSコマンドインジェクション) |
何が起きた
DrayTek の Vigor3900、Vigor2960、Vigor300B に、OS コマンドインジェクション(機器に送る命令を外から書き換えられる弱点)が見つかり、実際に悪用が確認されています。設定ファイルを送る部分で、ファイル名に特別な記号を入れると、攻撃者が選んだ命令を実行されるおそれがあります。NVD の評価では、攻撃者はネットワーク経由で、ログインなしに、利用者の操作なしで攻撃できます。これは CVE-2020-14472 とは別の問題とされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
DrayTek の Vigor3900、Vigor2960、Vigor300B を使っている人・組織が対象です。NVD の説明では 1.5.1 より前のファームウェアが影響を受けるとされていますが、DrayTek の勧告では修正版を 1.5.1.1 としています。
何をすればいい
DrayTek の勧告に従い、ファームウェアを 1.5.1.1 以降に、できるだけ早く更新してください。DrayTek(英国)の勧告では、すぐに更新できない場合は、機器へのリモートアクセスを無効にするか、ACL(遠隔から管理してよい相手の一覧)でリモートアクセスを制限し、そのうえで早めに更新するよう案内しています。あわせて、DrayTek の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- 型番とファームウェアの版を確認する
- ファームウェアを 1.5.1.1 以降に更新する
- すぐ更新できなければリモートアクセスを無効にする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(draytek.com)
- 公式の対策の出典(draytek.com)
- 公式の対策の出典(draytek.co.uk)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(services.nvd.nist.gov)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
DrayTek Multiple Vigor Routers OS Command Injection Vulnerability
概要
DrayTek Vigor3900, Vigor2960, and Vigor300B devices contain an OS command injection vulnerability in cgi-bin/mainfunction.cgi/cvmcfgupload that allows for remote code execution via shell metacharacters in a filename when the text/x-python-script content type is used.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る