- ひとことでDrayTek の一部のルーターで、ログインなしに管理者権限の命令を実行される弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやることファームウェアを 1.5.1 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2020-8515 |
|---|---|
| 製品 | DrayTek Multiple Vigor Routers |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-05-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-78(OSコマンドインジェクション) |
何が起きた
DrayTek のルーター Vigor2960、Vigor3900、Vigor300B の Web 管理画面に弱点があり、cgi-bin/mainfunction.cgi という部分に特別な記号を含む文字列を送ることで、ログインしていない攻撃者が最も強い権限(root)で命令を実行できるおそれがあります。実際の悪用も確認されています。NVD の評価では、ネットワーク経由で、権限なしに、利用者の操作なしに悪用できるとされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
NVD の説明では、Vigor2960 1.3.1_Beta、Vigor3900 1.4.4_Beta、Vigor300B 1.3.3_Beta、1.4.2.1_Beta、1.4.4_Beta が挙げられています。DrayTek によると、影響はこの3機種だけで、ほかの DrayTek 製品への影響は知られていません。
何をすればいい
DrayTek は、対象の機種を 1.5.1 以降のファームウェアに、できるだけ早く更新するよう案内しています。更新されているか、公式の案内を確認してください。DrayTek は、身に覚えのないリモートアクセスの設定や管理者の利用者が追加されていないか、ACL(接続を許す相手の一覧)が書き換えられていないかを確かめることも勧めています。更新までは、必要がなければ遠隔からの管理と SSL VPN を止めるよう案内しています。
やることチェックリスト
- ファームウェアを 1.5.1 以降に更新する
- 不要なら遠隔からの管理と SSL VPN を止める
- 追加された管理者や ACL の書き換えがないか調べる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Multiple DrayTek Vigor Routers Web Management Page Vulnerability
概要
DrayTek Vigor3900, Vigor2960, and Vigor300B routers contain an unspecified vulnerability that allows for remote code execution.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る