- ひとことでApple の iPhone や Mac などで、アプリがカーネルの権限で動いてしまう弱点です。
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることiPhone と iPad を iOS 14.2 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2020-27932 |
|---|---|
| 製品 | Apple Multiple Products |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-05-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-843(型の取り違え) |
何が起きた
Apple の iOS、iPadOS、macOS、watchOS のカーネル(OS の中心部分)に、型の取り違え(type confusion)という弱点が見つかりました。悪意のあるアプリが、カーネルの権限で任意の(攻撃者が好きに選べる)コードを実行できる可能性があります。NVD の評価では、機器の上で動くアプリなどから悪用され、利用者の操作が必要とされています。Apple は、この弱点を悪用する攻撃コードが実際に存在するという報告を把握していると公表しており、CISA も実際の悪用を確認しています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
修正前の iOS、iPadOS、macOS、watchOS を使っている人が対象です。iOS 12.4.9 は古い iPhone(iPhone 5s、iPhone 6 など)向けの修正です。
何をすればいい
iOS 14.2 と iPadOS 14.2、iOS 12.4.9、macOS Big Sur 11.0.1、watchOS 7.1、watchOS 6.2.9、watchOS 5.3.9 などで修正されています。macOS Catalina は 10.15.7 Supplemental Update、Mojave と High Sierra は Security Update 2020-006 で修正されています。Apple の公式の案内を確認し、これらの版以降に更新されているか確認してください。
やることチェックリスト
- iPhone と iPad を iOS 14.2 以降に更新する
- Mac を macOS Big Sur 11.0.1 以降に更新する
- Apple Watch を watchOS 7.1 以降に更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Apple Multiple Products Type Confusion Vulnerability
概要
Apple iOS, iPadOS, macOS, and watchOS contain a type confusion vulnerability that may allow a malicious application to execute code with kernel privileges.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る