- ひとことでSonicWall のファイアウォールの SonicOS で、細工した通信で止められる弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやることSonicOS のバージョンを確かめる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2020-5135 |
|---|---|
| 製品 | SonicWall SonicOS |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-03-15 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-04-05 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-120(入力の大きさを確かめないバッファへのコピー(古典的なバッファオーバーフロー)) |
何が起きた
SonicWall のファイアウォール(不正な通信を防ぐ機器)の OS である SonicOS に、バッファオーバーフロー(決められた大きさを超えてデータが書き込まれる不具合)の弱点がありました。ネットワーク経由で、ログインなしの攻撃者が、悪意のあるリクエストを送ることで、機器を止めるサービス妨害(DoS)を起こしたり、任意のコード(攻撃者が好きに選べるプログラム)を実行したりできる可能性があります。CISA の KEV に悪用が確認された脆弱性として載っており、ランサムウェアの攻撃での利用も確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
SonicWall の勧告では、SonicOS 6.5.4.6-79n 以前、6.5.1.11-4n 以前、6.0.5.3-93o 以前、SonicOSv 6.5.4.4-44v-21-794 以前が影響を受けます。NVD の説明には Gen 7 の 7.0.0.0 も含まれていますが、SonicWall は、公開済みの Gen 7 はすべて修正済みだったとして勧告から外しています。
何をすればいい
SonicOS を修正版に更新しているか確認してください。SonicWall が示す修正版は、SonicOS 6.5.4.7-83n、6.5.1.12-1n、6.0.5.3-94o、SonicOSv 6.5.4.v-21s-987 です。詳しくは公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- SonicOS のバージョンを確かめる
- 6.5.4.7-83n などの修正版に更新する
- SonicOSv は 6.5.4.v-21s-987 に更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(psirt.global.sonicwall.com)
- 公式の対策の出典(psirtapi.global.sonicwall.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
SonicWall SonicOS Buffer Overflow Vulnerability
概要
A buffer overflow vulnerability in SonicOS allows a remote attacker to cause Denial of Service (DoS) and potentially execute arbitrary code by sending a malicious request to the firewall.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る