• ひとことでSonicWall のファイアウォールで、許可のない人に機能を使われてしまう弱点
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることSonicOSを修正版以上に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2024-40766
製品SonicWall SonicOS
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2024-09-09
米国政府機関の対応期限2024-09-30
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-284(アクセス制御の不備)

何が起きた

SonicWall のファイアウォールの OS である SonicOS の管理用のアクセスに、アクセスの制限が正しく働かない弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。ランサムウェアでの悪用も知られています。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が、被害者の操作なしに悪用できます。許可されていない資源に入られたり、条件によってはファイアウォールが止まったりするおそれがあります。NVD の説明では管理用のアクセスだけが挙げられていますが、SonicWall の勧告では SSLVPN も影響を受けるとされています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がファイアウォールの管理画面やSSLVPNに接続する → 2. アクセス制限の不備を突く → 3. 許可のない資源に入り込む1攻撃者がファイアウォールの管理画面やSSLVPNに接続する2アクセス制限の不備を突く3許可のない資源に入り込む攻撃の流れ: 1. 攻撃者がファイアウォールの管理画面やSSLVPNに接続する → 2. アクセス制限の不備を突く → 3. 許可のない資源に入り込む1攻撃者がファイアウォールの管理画面やSSLVPNに接続する2アクセス制限の不備を突く3許可のない資源に入り込む攻撃の流れ: 1. 攻撃者がファイアウォールの管理画面やSSLVPNに接続する → 2. アクセス制限の不備を突く → 3. 許可のない資源に入り込む1攻撃者がファイアウォールの管理画面やSSLVPNに接続する2アクセス制限の不備を突く3許可のない資源に入り込む

誰が影響を受ける

SonicWall の勧告では、Gen 5(SOHO)の 5.9.2.14-12o 以前、Gen6 の 6.5.4.14-109n 以前、Gen7 の SonicOS 7.0.1-5035 以前を使っている組織が対象です。NSA 2600、Gen 5(SOHO を除く)とそれより古いサポート終了(EoL)の機器も影響を受けますが、更新は出ません。

何をすればいい

修正版に更新してください。Gen 5(SOHO)は 5.9.2.14-13o 以上、Gen6 は 6.5.4.15.116n 以上(SM9800、NSsp 12400、NSsp 12800 は 6.5.2.8-2n 以上)です。Gen7 は 7.0.1-5035 より新しい版では起きないとされ、SonicWall は最新のファームウェアを勧めています。すぐに更新できない場合は、ファイアウォールの管理と SSLVPN を信頼できる接続元だけに限るか、インターネットからの WAN 側の管理と SSLVPN を無効にしてください。Gen5 と Gen6 で SSLVPN のローカルアカウントを使っている場合は、パスワードを変え、多要素認証(MFA)を有効にしてください。公式の案内(SonicWall の勧告 SNWLID-2024-0015)も確認してください。

やることチェックリスト

  • SonicOSを修正版以上に更新する
  • 管理とSSLVPNを信頼できる接続元に限定する
  • SSLVPNのローカルアカウントのパスワードを変更する

用語メモ

SSLVPN 用語集で見る
Web の暗号化の仕組みを使って、外から社内のネットワークに安全につなぐための仕組みです。
多要素認証 用語集で見る
パスワードに加えて、スマートフォンのコードなど別の手段でも本人確認をする方法です。
ランサムウェア 用語集で見る
データを暗号化して使えなくし、元に戻す代わりにお金を要求する悪意のあるプログラムです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

SonicWall SonicOS Improper Access Control Vulnerability

概要

SonicWall SonicOS contains an improper access control vulnerability that could lead to unauthorized resource access and, under certain conditions, may cause the firewall to crash.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る