- ひとことでApple の各OSで、アプリがOSの中心部の権限でプログラムを動かせる弱点
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることiPhone と iPad を 13.5.1 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2020-9859 |
|---|---|
| 製品 | Apple Multiple Products |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-05-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-415(メモリの二重解放) |
何が起きた
Apple の iOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOS のカーネル(OS の中心部分)に、メモリーの扱いの誤りが見つかりました。Apple によると、アプリがカーネルの権限で任意のコード(攻撃者が好きに選べるプログラム)を実行できるおそれがあります。NVD の評価では、端末の上で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できます。CISA によると、実際の悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Apple の iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV を使っている人が対象です。Apple によると、iOS 13.5.1 と iPadOS 13.5.1、macOS Catalina 10.15.5 Supplemental Update と macOS High Sierra 向けの Security Update 2020-003、tvOS 13.4.6、watchOS 6.2.6 で修正されました。
何をすればいい
使っている端末の OS が、上の修正版以降に更新されているか確認してください。Apple の公式の案内を確認し、ソフトウェア・アップデートを適用してください。
やることチェックリスト
- iPhone と iPad を 13.5.1 以降に更新する
- Mac に 10.15.5 Supplemental Update を入れる
- Apple Watch を watchOS 6.2.6 以降にする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Apple Multiple Products Code Execution Vulnerability
概要
Apple iOS, iPadOS, macOS, watchOS, and tvOS contain an unspecified vulnerability that may allow an application to execute code with kernel privileges.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る