- ひとことでSonicWall SMA100 の VPN 装置で、ログインなしにパスワード情報を盗まれる弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやることSMA100 を 10.2.0.5-d-29sv 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2021-20016 |
|---|---|
| 製品 | SonicWall SSLVPN SMA100 |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2021-11-17 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-89(SQLインジェクション) |
何が起きた
SonicWall の SSLVPN 装置 SMA100 に、SQL インジェクション(データベースへの命令を細工して送り込む手口)の弱点が見つかりました。ログインしていない攻撃者が、ユーザー名やパスワード、セッション(ログイン状態)に関する情報を読み出せるおそれがあります。攻撃者はネットワーク経由で、利用者の操作も必要とせずに悪用できます。SonicWall はこの弱点をゼロデイ(修正前に悪用された弱点)と確認しており、CISA によるとランサムウェアでの悪用も確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
SonicWall によると、ファームウェアが 10.x の SMA100 シリーズ(物理装置の SMA 200、SMA 210、SMA 400、SMA 410 と、仮想装置の SMA 500v)を使っている組織が対象です。
何をすればいい
SMA100 のファームウェアを、修正版の 10.2.0.5-d-29sv 以降に更新してください。SonicWall は、多要素認証を有効にすること、SMA100 の WAF を有効にすること、Web の画面からログインした可能性のある利用者のパスワードを変えることも勧めています。あわせて SonicWall の公式の案内(SNWLID-2021-0001)を確認してください。
やることチェックリスト
- SMA100 を 10.2.0.5-d-29sv 以降に更新する
- 多要素認証と SMA100 の WAF を有効にする
- Web 画面でログインした利用者のパスワードを変える
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(psirtapi.global.sonicwall.com)
- 公式の対策の出典(psirt.global.sonicwall.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
SonicWall SSLVPN SMA100 SQL Injection Vulnerability
概要
SonicWall SSLVPN SMA100 contains a SQL injection vulnerability that allows remote exploitation for credential access by an unauthenticated attacker.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る