- ひとことでSonicWall SMA100 の管理画面から、OS の命令を送り込める弱点です。
- 深刻度6.5 警告CVSS v3.1
- まずやること機器のファームウェアの版を確認する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2021-20035 |
|---|---|
| 製品 | SonicWall SMA100 Appliances |
| 深刻度(CVSS) | 6.5 警告CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H |
| KEVへの追加日 | 2025-04-16 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2025-05-07 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-78(OSコマンドインジェクション) |
何が起きた
SonicWall SMA100 Appliances の管理画面に、特別な文字を正しく無害化しない弱点が見つかりました。ログイン済みの遠くの攻撃者が、nobody という権限の低い利用者として任意の(攻撃者が好きに選べる)コマンドを送り込めます(OS コマンドインジェクション)。NVD の説明ではサービス運用妨害(DoS)につながる可能性があるとされ、SonicWall の勧告ではコードの実行につながる可能性があるとされています。NVD の評価では、ネットワーク経由で、一般利用者程度の権限があれば、利用者の操作なしに悪用できます。実際の攻撃での悪用が確認され、CISA の KEV に載っています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
SMA 100 シリーズ(SMA 200, 210, 400, 410, 500v)を使っている組織が対象です。影響を受けるのは 9.0.0.10-28sv 以前、10.2.0.7-34sv 以前、10.2.1.0-17sv 以前のバージョンです。
何をすればいい
使っている系列に合わせて、9.0.0.11-31sv 以降、10.2.0.8-37sv 以降、10.2.1.1-19sv 以降のファームウェアに更新されているか確認してください。SonicWall によると回避策はないため、更新が対策になります。あわせて SonicWall の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- 機器のファームウェアの版を確認する
- 系列ごとの修正版のファームウェアに更新する
- 10.2.1.0-17sv 以前は 10.2.1.1-19sv 以降にする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(psirt.global.sonicwall.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(psirtapi.global.sonicwall.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
SonicWall SMA100 Appliances OS Command Injection Vulnerability
概要
SonicWall SMA100 appliances contain an OS command injection vulnerability in the management interface that allows a remote authenticated attacker to inject arbitrary commands as a 'nobody' user, which could potentially lead to code execution.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る