- ひとことでSonicWall SMA100 の管理画面から、OS の命令を送り込める弱点です。
- 深刻度7.2 重要CVSS v3.1
- まずやること機器の版が 10.2.1.9-57sv 以前か確認する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2023-44221 |
|---|---|
| 製品 | SonicWall SMA100 Appliances |
| 深刻度(CVSS) | 7.2 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2025-05-01 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2025-05-22 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-78(OSコマンドインジェクション) |
何が起きた
SonicWall SMA100 Appliances の SSL-VPN の管理画面に、特別な文字を正しく無害化しない弱点が見つかりました。管理者権限を持つ攻撃者が、nobody という権限の低い利用者として任意の(攻撃者が好きに選べる)コマンドを機器に送り込めます(OS コマンドインジェクション)。NVD の評価では、ネットワーク経由で、管理者などの高い権限を持つ攻撃者が、利用者の操作なしに悪用できます。SonicWall もこの弱点が実際に悪用されている可能性があるとしており、CISA の KEV にも載っています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
SMA 100 シリーズ(SMA 200, 210, 400, 410, 500v)を使っている組織が対象です。影響を受けるのは 10.2.1.9-57sv 以前のバージョンです。
何をすればいい
ファームウェアを 10.2.1.10-62sv 以降に更新されているか確認してください。SonicWall によると回避策はないため、更新が対策になります。また SonicWall は、機器に許可していないログインがないかを確認するよう勧めています。あわせて SonicWall の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- 機器の版が 10.2.1.9-57sv 以前か確認する
- ファームウェアを 10.2.1.10-62sv 以降に更新する
- 許可していないログインがないか機器を確認する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(psirt.global.sonicwall.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(psirtapi.global.sonicwall.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
SonicWall SMA100 Appliances OS Command Injection Vulnerability
概要
SonicWall SMA100 appliances contain an OS command injection vulnerability in the SSL-VPN management interface that allows a remote, authenticated attacker with administrative privilege to inject arbitrary commands as a 'nobody' user.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る