• ひとことでSonicWallのSMA 100で、ログインなしに外からコードを実行される弱点です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることSMA 100のファームウェアの版を確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2021-20038
製品SonicWall SMA 100 Appliances
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-01-28
米国政府機関の対応期限2022-02-11
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-121(スタック領域のバッファオーバーフロー)

何が起きた

SonicWall のリモート接続用の機器 SMA 100 シリーズの Web サーバー部分に、メモリのあふれ(スタックバッファオーバーフロー)の弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が悪用できる条件です。SonicWall によると、機器の中で nobody という利用者としてコードを実行されるおそれがあります。CISA によると、ランサムウェアの攻撃でも使われています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したリクエストを送る → 2. Webサーバー部分でメモリがあふれる → 3. 機器の中でコードが実行される1攻撃者が細工したリクエストを送る2Webサーバー部分でメモリがあふれる3機器の中でコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したリクエストを送る → 2. Webサーバー部分でメモリがあふれる → 3. 機器の中でコードが実行される1攻撃者が細工したリクエストを送る2Webサーバー部分でメモリがあふれる3機器の中でコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したリクエストを送る → 2. Webサーバー部分でメモリがあふれる → 3. 機器の中でコードが実行される1攻撃者が細工したリクエストを送る2Webサーバー部分でメモリがあふれる3機器の中でコードが実行される

誰が影響を受ける

SonicWall によると、SMA 200、210、400、410、500v で、ファームウェア 10.2.0.8-37sv、10.2.1.1-19sv、10.2.1.2-24sv を使っている組織が影響を受けます(NVD の説明では、これらとそれ以前の版)。勧告全体の対象の表には、9.0.0.11-31sv 以前も挙がっています。WAF を有効にしている機器も対象です。

何をすればいい

SonicWall の案内に従い、ファームウェアを 10.2.0.9-41sv または 10.2.1.3-27sv 以降に更新してください。SonicWall によると回避策はありません。9.0.0 のファームウェアはサポートが終わっているため、最新の 10.2.x に更新してください。詳しくは SonicWall の公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • SMA 100のファームウェアの版を確かめる
  • 10.2.0.9-41svか10.2.1.3-27sv以降に更新する
  • 9.0.0の機器は最新の10.2.xに更新する

用語メモ

スタックバッファオーバーフロー 用語集で見る
プログラムが一時的に使うメモリの領域から、データがはみ出して書き込まれてしまう問題です。
ファームウェア 用語集で見る
機器の中に入っていて、機器を動かしている基本のソフトです。
WAF 用語集で見る
Web への攻撃を見分けて防ぐための仕組みです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

SonicWall SMA 100 Appliances Stack-Based Buffer Overflow Vulnerability

概要

SonicWall SMA 100 devies are vulnerable to an unauthenticated stack-based buffer overflow vulnerability where exploitation can result in code execution.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る