- ひとことでGoogle ChromeのV8に、細工したページでメモリーを壊される弱点
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることGoogle Chromeを93.0.4577.82以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2021-30632 |
|---|---|
| 製品 | Google Chromium V8 |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2021-11-17 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-122(ヒープ領域のバッファオーバーフロー) |
何が起きた
Google Chrome の V8(JavaScript を動かす部品)に、範囲外書き込みという弱点が見つかりました。攻撃者は細工した HTML ページを使って、ヒープ(プログラムが使うメモリーの領域)を壊すことができる可能性があります。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログイン不要の攻撃者が悪用できますが、利用者がページを開くなどの操作が必要です。Google は悪用コードが出回っていることを認識しており、CISA も実際の悪用を確認しています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Google Chrome の 93.0.4577.82 より前のバージョンを使っている人が対象です。CISA は、Microsoft Edge や Opera など、Chromium を使う他のブラウザーにも影響する可能性があるとしています。
何をすればいい
Google Chrome が 93.0.4577.82 以降に更新されているか確認してください。Google の公式の案内を確認し、ブラウザーを最新にしてください。Chromium を使う他のブラウザーも、それぞれのメーカーの更新を適用してください。知らない相手から届いたリンクやページは開かないようにしてください。
やることチェックリスト
- Google Chromeを93.0.4577.82以降に更新する
- EdgeやOperaも各メーカーの更新を適用する
- 知らない相手からのページを開かないようにする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Google Chromium V8 Out-of-Bounds Write Vulnerability
概要
Google Chromium V8 Engine contains an out-of-bounds write vulnerability that allows a remote attacker to potentially exploit heap corruption via a crafted HTML page. This vulnerability could affect multiple web browsers that utilize Chromium, including, but not limited to, Google Chrome, Microsoft Edge, and Opera.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る