- ひとことでWindows のカーネルで、守られたメモリの中身を読まれてしまう弱点です。
- 深刻度5.5 警告CVSS v3.1
- まずやることWindows Update でセキュリティ更新を当てる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2021-31955 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 5.5 警告CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2021-11-17 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-497 |
何が起きた
Windows の中心部分であるカーネルに、情報が漏れてしまう弱点が見つかりました。Microsoft によると、悪用されると、ふつうのプログラム(ユーザーモードのプロセス)から、本来は読めないカーネルのメモリの中身を読み取られるおそれがあります。NVD の評価では、対象のパソコン上で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が、ほかの人の操作なしに悪用できます。Microsoft も CISA も、実際の悪用を確認しています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Microsoft によると、Windows 10 Version 1809、1909、2004、20H2、21H1 と、Windows Server 2019、Windows Server version 2004、20H2 が対象です。修正は 2021年6月のセキュリティ更新で出されています。
何をすればいい
Windows Update などで、2021年6月以降のセキュリティ更新を当ててください。たとえば Windows 10 Version 1809 と Windows Server 2019 では KB5003646、Windows 10 Version 1909 では KB5003635、Version 2004、20H2、21H1 では KB5003637 が対象の更新です。メーカーの公式の案内も確認してください。
やることチェックリスト
- Windows Update でセキュリティ更新を当てる
- 2021年6月以降の更新が入っているか確かめる
- Windows Server 2019 にも更新を当てる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows Kernel Information Disclosure Vulnerability
概要
Microsoft Windows Kernel contains an unspecified vulnerability that allows for information disclosure. Successful exploitation allows attackers to read the contents of kernel memory from a user-mode process.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る