- ひとことでWindows の LSA の弱点で、ドメインコントローラーに偽の認証をさせられます。
- 深刻度7.5 重要CVSS v3.1
- まずやることドメインコントローラーから2021年8月の更新を適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2021-36942 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 7.5 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:N |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2021-11-17 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-749(危険なメソッドや関数の公開) |
何が起きた
Windows の Local Security Authority(LSA)に、なりすましにつながる弱点が見つかりました。Microsoft によると、ログインしていない攻撃者が LSARPC という窓口の機能を呼び出し、ドメインコントローラーに NTLM という方式で別のサーバーへ認証させることができます。NVD の評価では、離れた場所からログイン不要で攻撃できます。CISA の一覧に悪用が確認された脆弱性として載っており、CISA によるとランサムウェアでの悪用も確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Microsoft によると、Windows Server 2008 から Windows Server 2019 まで、Windows Server のバージョン 2004 と 20H2 が影響を受けます。Microsoft は、すべてのサーバーが影響を受けるものの、ドメインコントローラーを優先して更新するよう案内しています。
何をすればいい
Microsoft が2021年8月10日に公開したセキュリティ更新プログラムを、ドメインコントローラーから優先して適用してください。Microsoft は更新の後にも KB5005413 に書かれた追加の対策が必要としており、ADV210003 も参考にするよう案内しています。公式の案内を確認し、使っている Windows Server に合う更新を入れてください。
やることチェックリスト
- ドメインコントローラーから2021年8月の更新を適用する
- KB5005413 に書かれた追加の対策を行う
- ほかの Windows Server にも同じ更新を適用する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows Local Security Authority (LSA) Spoofing Vulnerability
概要
Microsoft Windows Local Security Authority (LSA) contains a spoofing vulnerability allowing an unauthenticated attacker to call a method on the LSARPC interface and coerce the domain controller to authenticate against another server using NTLM.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る