- ひとことでGoogle Chrome の V8 で、解放済みのメモリを使ってしまう弱点
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることChrome を 96.0.4664.110 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2021-4102 |
|---|---|
| 製品 | Google Chromium V8 |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2021-12-15 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2021-12-29 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-416(解放済みメモリの使用) |
何が起きた
Google Chrome の JavaScript を動かす部品 V8 に、解放済みメモリの使用という弱点が見つかりました。細工した HTML ページを見せることで、離れた場所の攻撃者がヒープの破損を悪用できるおそれがあります。NVD の評価では、ログインは不要ですが、利用者がページを開く操作が必要です。Google は、この弱点を突く攻撃コードが出回っているとの報告を把握しているとしています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Google Chrome の 96.0.4664.110 より前の版が対象です。CISA は、Microsoft Edge や Opera など Chromium を使うほかのブラウザーにも影響しうるとしています。
何をすればいい
Google は 2021年12月13日に、Windows、Mac、Linux 向けの 96.0.4664.110 を公開しました。Chrome がこの版以降に更新されているか確認してください。Microsoft Edge など Chromium を使うブラウザーも、各メーカーの公式の案内を確認して更新してください。
やることチェックリスト
- Chrome を 96.0.4664.110 以降に更新する
- Chromium を使うほかのブラウザーも更新する
- 知らない相手からのリンクを開かないようにする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Google Chromium V8 Use-After-Free Vulnerability
概要
Google Chromium V8 Engine contains a use-after-free vulnerability that allows a remote attacker to potentially exploit heap corruption via a crafted HTML page. This vulnerability could affect multiple web browsers that utilize Chromium, including, but not limited to, Google Chrome, Microsoft Edge, and Opera.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る