- ひとことでMicrosoft の Active Directory で、入力の確認が不十分で権限を高められる弱点です。
- 深刻度7.5 重要CVSS v3.1
- まずやることドメインコントローラーに2021年11月の更新を適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2021-42278 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Active Directory |
| 深刻度(CVSS) | 7.5 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-04-11 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-05-02 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-20(入力の確認の不備) |
何が起きた
Microsoft の Active Directory Domain Services(Windows の利用者やパソコンをまとめて管理する仕組み)に、権限を不正に高められる弱点が見つかりました。入力の確認が不十分なことが原因の種類とされています。実際の攻撃での悪用が確認されており、ランサムウェアでの悪用も知られています。NVD の評価では、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が、ネットワーク経由で悪用できるとされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
ドメインコントローラーとして Windows Server を動かしている組織が対象です。Microsoft の情報では、Windows Server 2008 から Windows Server 2022 までの各版(Server Core を含む)が影響を受け、2021年11月の更新で修正されています。
何をすればいい
Microsoft の更新プログラムを適用してください。たとえば Windows Server 2022 は KB5007205、Windows Server 2019 は KB5007206、Windows Server 2016 は KB5007192 です。Microsoft は、この更新に関連する Active Directory SAM Account hardening changes という文書も案内しているので、あわせて公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- ドメインコントローラーに2021年11月の更新を適用する
- Windows Server 2022 なら KB5007205 を適用する
- Windows Server 2016 なら KB5007192 を適用する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Active Directory Domain Services Privilege Escalation Vulnerability
概要
Microsoft Active Directory Domain Services contains an unspecified vulnerability that allows for privilege escalation.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る