- ひとことでChrome などが使う V8 で、データの種類の取り違えが起きる弱点です。
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることChrome を 100.0.4896.127 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2022-1364 |
|---|---|
| 製品 | Google Chromium V8 |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-04-15 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-05-06 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-843(型の取り違え) |
何が起きた
Google Chrome などのブラウザで JavaScript を動かす部品 V8 の Turbofan に、データの種類を取り違えてしまう弱点(型の取り違え)が見つかりました。攻撃者が細工した HTML ページを見せると、メモリ(ヒープ)を壊せる可能性があります。ログイン不要で、離れた場所から悪用できますが、利用者がそのページを開く必要があります。Google は、この弱点を突く攻撃コードが実際に出回っていることを把握していると発表しており、CISA の KEV にも悪用が確認された脆弱性として載っています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Google Chrome の 100.0.4896.127 より前のバージョンを使っている人が影響を受けます。CISA は、Chromium を元にした Microsoft Edge や Opera など、ほかのブラウザにも影響する可能性があるとしています。
何をすればいい
Google Chrome を 100.0.4896.127 以降に更新してください。Microsoft Edge や Opera など Chromium を元にしたブラウザも、それぞれ最新版に更新してください。あわせて Google やブラウザのメーカーの公式の案内を確認してください。知らない相手から送られたリンクは開かないようにしてください。
やることチェックリスト
- Chrome を 100.0.4896.127 以降に更新する
- Chrome の版を確かめる
- Edge など他のブラウザも最新版に更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Google Chromium V8 Type Confusion Vulnerability
概要
Google Chromium V8 Engine contains a type confusion vulnerability that allows a remote attacker to potentially exploit heap corruption via a crafted HTML page. This vulnerability could affect multiple web browsers that utilize Chromium, including, but not limited to, Google Chrome, Microsoft Edge, and Opera.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る