- ひとことでCisco の小規模向けルーターで、管理画面から root 権限を取られる弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやることルーターの型番とファームウェアの版を確認する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2022-20700 |
|---|---|
| 製品 | Cisco Small Business RV160, RV260, RV340, and RV345 Series Routers |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-03-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-03-17 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-121(スタック領域のバッファオーバーフロー) |
何が起きた
Cisco Small Business RV シリーズのルーターの Web の管理画面で、権限のチェックが不十分なため、攻撃者が特定のコマンドを送って最も強い root 権限に上がり、任意の(攻撃者が好きに選べる)命令を実行できてしまう弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。NVD の評価では、攻撃者はネットワーク経由で、ログインも利用者の操作もなしに悪用できるとされています。Cisco は、この勧告の弱点の中には、ある弱点を悪用するために別の弱点の悪用が必要な場合があると説明しています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Cisco によると、RV160、RV160W、RV260、RV260P、RV260W、RV340、RV340W、RV345、RV345P が対象です。RV160 と RV260 シリーズは 1.0.01.05 以前、RV340 と RV345 シリーズは 1.0.03.24 以前のファームウェアが影響を受けます。
何をすればいい
RV160 と RV260 シリーズは 1.0.01.07 以降、RV340 と RV345 シリーズは 1.0.03.26 以降のファームウェアに更新されているか確認してください。Cisco は、この弱点に回避策(ワークアラウンド)はないとしています。公式の案内を確認し、修正版への更新を急いでください。
やることチェックリスト
- ルーターの型番とファームウェアの版を確認する
- RV160 と RV260 は 1.0.01.07 以降に更新する
- RV340 と RV345 は 1.0.03.26 以降に更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Cisco Small Business RV Series Routers Stack-based Buffer Overflow Vulnerability
概要
A vulnerability in Cisco Small Business RV160, RV260, RV340, and RV345 Series Routers could allow an attacker to do any of the following: Execute arbitrary code elevate privileges, execute arbitrary commands, bypass authentication and authorization protections, fetch and run unsigned software, or cause a denial of service (DoS).
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る