• ひとことでWindows の CSRSS で、一般の利用者が最高の権限を得られてしまう弱点です。
  • 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることWindows の更新プログラムを適用する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2022-22047
製品Microsoft Windows
深刻度(CVSS)7.8 重要CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-07-12
米国政府機関の対応期限2022-08-02
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-426(信頼できない検索パス)

何が起きた

Microsoft Windows の CSRSS(Windows の基本的な動作を支える重要なプログラム)に、権限昇格の弱点が見つかりました。Microsoft の説明では、悪用に成功した攻撃者は SYSTEM 権限(Windows で最も強い権限)を得られます。NVD に登録された Microsoft の評価では、攻撃は対象のパソコンの上で行われ、一般利用者程度の権限が必要ですが、利用者の操作は不要です。実際の攻撃での悪用が確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が一般利用者として操作する → 2. CSRSS の弱点を悪用する → 3. SYSTEM 権限を手に入れる1攻撃者が一般利用者として操作する2CSRSS の弱点を悪用する3SYSTEM 権限を手に入れる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が一般利用者として操作する → 2. CSRSS の弱点を悪用する → 3. SYSTEM 権限を手に入れる1攻撃者が一般利用者として操作する2CSRSS の弱点を悪用する3SYSTEM 権限を手に入れる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が一般利用者として操作する → 2. CSRSS の弱点を悪用する → 3. SYSTEM 権限を手に入れる1攻撃者が一般利用者として操作する2CSRSS の弱点を悪用する3SYSTEM 権限を手に入れる

誰が影響を受ける

Windows 7、Windows 8.1、Windows 10、Windows 11、Windows Server 2008 から Windows Server 2022 までの各版を使っている人・組織が対象です。

何をすればいい

Windows Update などで、この弱点を修正する Microsoft の更新プログラムを適用してください。詳しくは公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • Windows の更新プログラムを適用する
  • Windows Server にも更新を適用する
  • 更新が入ったことを更新履歴で確かめる

用語メモ

権限昇格 用語集で見る
本来より強い権限を不正に手に入れることです。
SYSTEM 権限 用語集で見る
Windows で最も強い権限で、パソコンのほぼすべての操作ができます。
Windows Update 用語集で見る
Windows の修正プログラムを取得して適用する仕組みのことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft Windows Client Server Runtime Subsystem (CSRSS) Privilege Escalation Vulnerability

概要

Microsoft Windows CSRSS contains an unspecified vulnerability that allows for privilege escalation to SYSTEM privileges.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る