- ひとことでAppleのiPhoneやMacで、悪いアプリにカーネルの権限で動かれる弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやることiPhoneとiPadを15.3以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2022-22587 |
|---|---|
| 製品 | Apple iOS and macOS |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-01-28 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-02-11 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-20(入力の確認の不備) CWE-787(範囲外への書き込み) |
何が起きた
Apple の iOS・iPadOS・macOS の IOMobileFrameBuffer という部分に、メモリが壊れる弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。悪意のあるアプリが、カーネル(OS の中心)の権限で任意のコードを実行できるおそれがあります。Apple も、この問題が悪用された可能性があるという報告を把握していると説明しています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
iOS 15.3 より前の iOS、iPadOS 15.3 より前の iPadOS、macOS Big Sur 11.6.3 より前、macOS Monterey 12.2 より前を使っている人が影響を受けます。iOS では iPhone 6s and later などが対象です。
何をすればいい
Apple は iOS 15.3 と iPadOS 15.3、macOS Big Sur 11.6.3、macOS Monterey 12.2 でこの問題を修正しています。お使いの機器がそれ以降に更新されているか確認してください。詳しくは Apple の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- iPhoneとiPadを15.3以降に更新する
- Big Surを11.6.3以降に更新する
- Montereyを12.2以降に更新する
用語メモ
- カーネル 用語集で見る
- OS のいちばん中心にあり、機器全体を管理する部分です。ここで動かれると、ほぼ何でもできてしまいます。
- IOMobileFrameBuffer
- 画面の表示を扱う、Apple の OS の中の部品です。
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Apple Memory Corruption Vulnerability
概要
Apple IOMobileFrameBuffer contains a memory corruption vulnerability which can allow a malicious application to execute arbitrary code with kernel privileges.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る