- ひとことでApple の macOS などで、アプリがカーネル権限でコードを実行できる弱点です。
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることmacOS Monterey を 12.3.1 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2022-22675 |
|---|---|
| 製品 | Apple macOS |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-04-04 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-04-25 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-20(入力の確認の不備) CWE-125(範囲外の読み取り) |
何が起きた
Apple の macOS の AppleAVD という部分で、決められた範囲の外のメモリに書き込めてしまう弱点が見つかりました。悪用されると、アプリがカーネル(OS の中心部分)の権限で任意のコードを実行できる可能性があります。Apple も、悪用された可能性があるという報告を把握しているとしており、実際の攻撃での悪用が確認されています。NVD の評価では、機器上での悪用で、利用者の操作が必要とされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
macOS Monterey 12.3.1 より前と、macOS Big Sur 11.6.6 より前を使っている人が対象です。NVD の説明では、iOS、iPadOS、watchOS、tvOS も同じ問題が修正されています。
何をすればいい
macOS Monterey は 12.3.1 以降、macOS Big Sur は 11.6.6 以降に更新してください。iPhone や iPad は iOS 15.4.1、iPadOS 15.4.1 以降、Apple Watch は watchOS 8.6 以降、Apple TV は tvOS 15.5 以降に更新してください。Apple のセキュリティ情報で公式の案内も確認してください。
やることチェックリスト
- macOS Monterey を 12.3.1 以降に更新する
- macOS Big Sur を 11.6.6 以降に更新する
- iPhone や iPad を iOS 15.4.1 以降に更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Apple macOS Out-of-Bounds Write Vulnerability
概要
macOS Monterey contains an out-of-bounds write vulnerability that could allow an application to execute arbitrary code with kernel privileges.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る