• ひとことでWindows のサポート診断ツールで、細工したファイルからプログラムを実行される弱点です。
  • 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることWindows の更新プログラムを適用する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2022-34713
製品Microsoft Windows
深刻度(CVSS)7.8 重要CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-08-09
米国政府機関の対応期限2022-08-30
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)不明

何が起きた

Microsoft Windows のサポート診断ツール(MSDT)に、別のアプリから URL の形で呼び出されたときに、任意のプログラム(攻撃者が好きに選べるプログラム)を実行されるおそれがある弱点が見つかりました。Microsoft の説明では、利用者が細工されたファイルを開くことが悪用の条件で、メールで送られたファイルや、Web サイトに置かれたファイルを開かせる手口が考えられます。NVD に登録された Microsoft の評価では、攻撃は対象のパソコンの上で行われ、権限は不要ですが利用者の操作が必要です。実際の攻撃での悪用が確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したファイルを用意する → 2. メールや Web サイトで利用者に渡す → 3. 利用者がファイルを開く → 4. MSDT が呼び出されプログラムが動く1攻撃者が細工したファイルを用意する2メールや Web サイトで利用者に渡す3利用者がファイルを開く4MSDT が呼び出されプログラムが動く攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したファイルを用意する → 2. メールや Web サイトで利用者に渡す → 3. 利用者がファイルを開く → 4. MSDT が呼び出されプログラムが動く1攻撃者が細工したファイルを用意する2メールや Web サイトで利用者に渡す3利用者がファイルを開く4MSDT が呼び出されプログラムが動く攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したファイルを用意する → 2. メールや Web サイトで利用者に渡す → 3. 利用者がファイルを開く → 4. MSDT が呼び出されプログラムが動く1攻撃者が細工したファイルを用意する2メールや Web サイトで利用者に渡す3利用者がファイルを開く4MSDT が呼び出されプログラムが動く

誰が影響を受ける

Windows 7、Windows 8.1、Windows 10、Windows 11、Windows Server 2008 R2 から Windows Server 2022 までの各版を使っている人・組織が対象です。この弱点は「Dogwalk」と呼ばれて公に知られていたものです。

何をすればいい

Windows Update などで、この弱点を修正する Microsoft の更新プログラムを適用してください。悪用には細工されたファイルを開くことが必要なので、知らない相手から届いたファイルや、怪しいリンク先のファイルを開かないようにしてください。詳しくは公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • Windows の更新プログラムを適用する
  • 知らない相手からのファイルを開かない
  • 怪しいリンク先のファイルを開かない

用語メモ

MSDT
Microsoft Support Diagnostic Tool の略で、Windows の不具合を調べるための診断ツールです。
Windows Update 用語集で見る
Windows の修正プログラムを取得して適用する仕組みのことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft Windows Support Diagnostic Tool (MSDT) Remote Code Execution Vulnerability

概要

A remote code execution vulnerability exists when Microsoft Windows MSDT is called using the URL protocol from a calling application.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る