- ひとことでChrome などの V8 エンジンで、データの型を取り違える弱点です。
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることChrome を 107.0.5304.87 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2022-3723 |
|---|---|
| 製品 | Google Chromium V8 |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-10-28 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-11-18 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-122(ヒープ領域のバッファオーバーフロー) CWE-843(型の取り違え) |
何が起きた
Google Chromium の V8 エンジン(JavaScript を動かす部品)に、データの型を取り違える(型の混同)弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。細工した HTML ページを使って、ヒープ(作業用のメモリ)を壊す攻撃ができる可能性があります。NVD の評価では、攻撃者はネットワーク経由で、ログインなしに攻撃できますが、利用者がページを開くなどの操作が必要です。Google は、この弱点を悪用する攻撃コードが出回っていることを把握していると発表しています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Google Chrome の 107.0.5304.87 より前を使っている人が対象です。CISA によると、Microsoft Edge や Opera など、Chromium を使う他のブラウザも影響を受ける可能性があります。
何をすればいい
Google Chrome を 107.0.5304.87 以降に更新してください。Google によると、Mac と Linux は 107.0.5304.87、Windows は 107.0.5304.87 または 107.0.5304.88 が修正版です。Microsoft Edge や Opera などを使っている場合は、それぞれのメーカーの更新を適用してください。あわせて、Google の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- Chrome を 107.0.5304.87 以降に更新する
- Microsoft Edge の更新を適用する
- Opera など Chromium 系ブラウザも更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Google Chromium V8 Type Confusion Vulnerability
概要
Google Chromium V8 Engine contains a type confusion vulnerability that allows a remote attacker to potentially exploit heap corruption via a crafted HTML page. This vulnerability could affect multiple web browsers that utilize Chromium, including, but not limited to, Google Chrome, Microsoft Edge, and Opera.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る