- ひとことでWindows の印刷スプーラーで、最高権限を奪われる弱点
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることWindows Update で最新の更新プログラムを入れる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2022-38028 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2024-04-23 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-05-14 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | 不明 |
何が起きた
Windows で印刷を管理するサービスである印刷スプーラーに、権限を不正に引き上げられる弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。CISAによると、攻撃者は JavaScript の制約ファイルを書き換え、SYSTEM 権限で実行させることができます。悪用には、対象のパソコンに一般利用者程度の権限でログインできることが必要です。なお、Microsoft が公開した時点の情報では悪用は確認されていないとされていましたが、その後 CISA が KEV に加えています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Windows 8.1、Windows 10、Windows 11、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016、Windows Server 2019、Windows Server 2022 で、2022年10月の更新プログラムを入れていないものが対象です。対象のバージョンの詳しい一覧は、Microsoft のセキュリティ更新プログラムガイドに載っています。
何をすればいい
Windows Update で2022年10月以降の更新プログラムを入れてください。例えば Windows 11 version 22H2 は KB5018427、Windows 10 Version 21H2 は KB5018410 で修正されています。メーカー(Microsoft)の公式の案内を確認し、使っている Windows に合った更新が入っているか確かめてください。
やることチェックリスト
- Windows Update で最新の更新プログラムを入れる
- KB5018427 などの更新が入っているか確かめる
- サーバーにも2022年10月以降の更新を適用する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows Print Spooler Privilege Escalation Vulnerability
概要
Microsoft Windows Print Spooler service contains a privilege escalation vulnerability. An attacker may modify a JavaScript constraints file and execute it with SYSTEM-level permissions.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る