- ひとことでMicrosoft Exchange Server で、サーバーに不正な通信をさせられる弱点です。
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることExchange Server に KB5019758 を適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2022-41040 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Exchange Server |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-09-30 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-10-21 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-918(サーバーサイドリクエストフォージェリ(SSRF)) |
何が起きた
Microsoft のメールサーバー製品 Exchange Server に、外部からの依頼でサーバー自身に別の通信をさせてしまう弱点(サーバーサイドリクエストフォージェリ)が見つかりました。Microsoft とNVDはこの脆弱性を「権限昇格の脆弱性」と呼んでいます。「ProxyNotShell」と呼ばれ、CVE-2022-41082 と組み合わせて悪用できるとされ、CVE-2022-41082 はリモートでのコード実行を許すものです。実際の悪用が確認されており、ランサムウェアでの悪用も知られています。NVD に登録された Microsoft の評価では、ネットワーク経由で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用でき、Microsoft も攻撃者はログイン済みである必要があるとしています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
自社で Microsoft Exchange Server を運用している組織が対象です。Microsoft の情報では、Exchange Server 2013、Exchange Server 2016、Exchange Server 2019 の各 Cumulative Update が影響を受けます。Microsoft は、Exchange Online の利用者は対応不要としています。
何をすればいい
Microsoft が公開したセキュリティ更新プログラム KB5019758 を、使っている Exchange Server に適用してください。Cumulative Update が古い場合は、更新プログラムの対象となる Cumulative Update にそろえる必要があります。あわせて Microsoft の公式の案内を確認し、手順に従って対応してください。
やることチェックリスト
- Exchange Server に KB5019758 を適用する
- Cumulative Update を更新の対象版にそろえる
- CVE-2022-41082 の修正も済んでいるか確かめる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(msrc-blog.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(msrc.microsoft.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Exchange Server Server-Side Request Forgery Vulnerability
概要
Microsoft Exchange Server allows for server-side request forgery. Dubbed "ProxyNotShell," this vulnerability is chainable with CVE-2022-41082 which allows for remote code execution.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る