- ひとことでIBM Aspera Faspex で、古い API を悪用されてプログラムを実行される弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやることAspera Faspex を 4.4.2 PL2 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2022-47986 |
|---|---|
| 製品 | IBM Aspera Faspex |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2023-02-21 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2023-03-14 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-502(信頼できないデータのデシリアライズ) |
何が起きた
大きなファイルを送受信するための製品 IBM Aspera Faspex に、YAML という形式のデータを読み込む処理(デシリアライズ)の弱点が見つかりました。攻撃者が、すでに使われなくなった古い API に細工したデータを送ると、システム上で任意の(攻撃者が好きに選べる)プログラムを実行できる可能性があります。この弱点は実際の攻撃で悪用されたことが確認されており、ランサムウェアでの悪用も確認されています。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者でも悪用できるとされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
IBM Aspera Faspex 4.4.2 Patch Level 1 以前を使っている組織が対象です。
何をすればいい
IBM の案内に従い、4.4.2 PL2(Patch Level 2)以降に更新されているか確認してください。IBM によると、この弱点の回避策はなく、修正をできるだけ早く適用するよう案内されています。公式の案内を確認し、手順に従って更新してください。
やることチェックリスト
- Aspera Faspex を 4.4.2 PL2 以降に更新する
- 4.4.2 Patch Level 1 以前の環境がないか調べる
- 回避策はないため早めに修正を適用する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(exchange.xforce.ibmcloud.com)
- 公式の対策の出典(ibm.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
IBM Aspera Faspex Code Execution Vulnerability
概要
IBM Aspera Faspex could allow a remote attacker to execute code on the system, caused by a YAML deserialization flaw.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る