- ひとことでWindows のグラフィックス機能で、強い権限でプログラムを実行される弱点です。
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることWindows Update で2023年2月の更新を適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2023-21823 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2023-02-14 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2023-03-07 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-190(整数オーバーフロー(桁あふれ)) |
何が起きた
Windows で画面の描画などを受け持つグラフィックスの部品に、数値があふれる不具合(整数オーバーフロー)による弱点が見つかりました。CISA はこれを権限昇格の弱点としており、Microsoft の題名は「リモートでコードが実行される」弱点です。Microsoft によると、題名の「リモート」は攻撃者のいる場所を指し、攻撃そのものは対象のパソコン上で行われます。この弱点は実際の攻撃で悪用されたことが確認されており、NVD に登録された Microsoft の評価では、対象のパソコン上で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できるとされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Windows 10、Windows 11、Windows Server 2008 から Windows Server 2022 までの各版を使っている人・組織が対象です。Microsoft の情報では、Microsoft Office for iOS、Microsoft Office for Android、Microsoft Office for Universal も対象に含まれています。
何をすればいい
2023年2月の Windows の更新プログラムを適用してください。Microsoft の情報では、Windows 10 Version 22H2 と 21H2 は KB5022834、Windows 11 Version 22H2 は KB5022845、Windows Server 2022 は KB5022842 です。Office for Universal は Microsoft Store が自動で更新しますが、自動更新を止めている場合は Microsoft Store から手動で更新します。iPhone や iPad、Android の Office アプリも、それぞれのストアから更新してください。公式の案内を確認し、お使いの版に合った更新を適用してください。
やることチェックリスト
- Windows Update で2023年2月の更新を適用する
- Office アプリを Microsoft Store で更新する
- スマホの Office アプリをストアで更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows Graphic Component Privilege Escalation Vulnerability
概要
Microsoft Windows Graphic Component contains an unspecified vulnerability that allows for privilege escalation.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る