- ひとことでApple の WebKit で、細工したページを見るとプログラムを動かされるおそれのある弱点です。
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることiPhone と iPad を 16.4.1 か 15.7.5 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2023-28205 |
|---|---|
| 製品 | Apple Multiple Products |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2023-04-10 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2023-05-01 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-416(解放済みメモリの使用) |
何が起きた
Apple の Safari などが使うウェブページ表示の仕組み WebKit に、使い終わって解放したメモリをもう一度使ってしまう弱点(use-after-free)が見つかりました。悪意を持って細工したウェブコンテンツを処理すると、任意のコードを動かされるおそれがあります。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログインなしに攻撃できますが、利用者がページを開くなどの操作が必要とされています。Apple は悪用された可能性がある報告を把握しており、実際の悪用も確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
iOS と iPadOS、macOS Ventura、そして macOS Big Sur と macOS Monterey で使う Safari が対象です。CISA によると、WebKit を使う Apple 以外の製品にも影響する可能性があります。
何をすればいい
Apple はこの弱点を、Safari 16.4.1、iOS 16.4.1 と iPadOS 16.4.1、iOS 15.7.5 と iPadOS 15.7.5、macOS Ventura 13.3.1 で直しています。お使いの端末やブラウザーがこれらのバージョン以降になっているか確認し、なっていなければ更新してください。Apple の公式の案内も確認し、知らない相手から送られたリンクは開かないようにしてください。
やることチェックリスト
- iPhone と iPad を 16.4.1 か 15.7.5 以降に更新する
- Big Sur と Monterey の Safari を 16.4.1 にする
- Ventura を 13.3.1 以降に更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Apple Multiple Products WebKit Use-After-Free Vulnerability
概要
Apple iOS, iPadOS, macOS, and Safari WebKit contain a use-after-free vulnerability that leads to code execution when processing maliciously crafted web content. This vulnerability could impact HTML parsers that use WebKit, including but not limited to Apple Safari and non-Apple products which rely on WebKit for HTML processing.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る