- ひとことでGoogle Chrome の V8 に、データの種類を取り違える弱点
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることChrome を 114.0.5735.110 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2023-3079 |
|---|---|
| 製品 | Google Chromium V8 |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2023-06-07 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2023-06-28 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-843(型の取り違え) |
何が起きた
Google Chrome の JavaScript エンジン V8 に、データの種類を取り違えて扱ってしまう弱点(型の取り違え)が見つかり、実際に悪用が確認されています。細工した HTML ページを開くと、ヒープと呼ばれるメモリ領域を壊されるおそれがあります。NVD の評価では、ログインなどの権限がない攻撃者が、ネットワーク経由で離れた場所から悪用でき、利用者がページを開くなどの操作が必要とされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Google Chrome 114.0.5735.110 より前を使っている人が影響を受けます。CISA によると、Microsoft Edge や Opera など、Chromium をもとにした他のブラウザーにも影響する可能性があります。
何をすればいい
Google Chrome が 114.0.5735.110 以降(Mac と Linux は 114.0.5735.106 以降)に更新されているか確認してください。CISA によると Microsoft Edge や Opera など Chromium をもとにしたブラウザーにも影響する可能性があるため、それぞれのメーカーの更新も確認してください。あわせて、Google の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- Chrome を 114.0.5735.110 以降に更新する
- Mac と Linux は 114.0.5735.106 以降にする
- Edge など他の Chromium 系ブラウザーも更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Google Chromium V8 Type Confusion Vulnerability
概要
Google Chromium V8 Engine contains a type confusion vulnerability that allows a remote attacker to potentially exploit heap corruption via a crafted HTML page. This vulnerability could affect multiple web browsers that utilize Chromium, including, but not limited to, Google Chrome, Microsoft Edge, and Opera.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る