• ひとことでAndroid の Framework で、権限を不正に高められてしまう弱点です。
  • 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
  • まずやること端末のセキュリティパッチレベルを確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2023-35674
製品Android Framework
深刻度(CVSS)7.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2023-09-13
米国政府機関の対応期限2023-10-04
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)不明

何が起きた

Android の Framework(WindowState.java の onCreate という部分)に、作りの誤りで、裏側から別の画面(アクティビティ)を起動できてしまう弱点が見つかりました。これにより、端末の中で権限を不正に高められるおそれがあります。端末上で一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が、利用者の操作なしで悪用できるとされ、実際に悪用が確認されています。Google の公式情報でも、限られた標的型の悪用の兆候があるとされています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が端末上で操作できる状態になる → 2. 作りの誤りを突いて裏側で画面を起動する → 3. 端末内で権限が不正に高まる1攻撃者が端末上で操作できる状態になる2作りの誤りを突いて裏側で画面を起動する3端末内で権限が不正に高まる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が端末上で操作できる状態になる → 2. 作りの誤りを突いて裏側で画面を起動する → 3. 端末内で権限が不正に高まる1攻撃者が端末上で操作できる状態になる2作りの誤りを突いて裏側で画面を起動する3端末内で権限が不正に高まる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が端末上で操作できる状態になる → 2. 作りの誤りを突いて裏側で画面を起動する → 3. 端末内で権限が不正に高まる1攻撃者が端末上で操作できる状態になる2作りの誤りを突いて裏側で画面を起動する3端末内で権限が不正に高まる

誰が影響を受ける

Android 11、12、12L、13 の端末を使っている人が対象です。セキュリティパッチレベルが 2023-09-01 より前の端末が影響を受けます。

何をすればいい

Google の公式の案内(Android セキュリティ情報 2023年9月)を確認してください。端末の設定画面でセキュリティパッチレベルを確かめ、2023-09-01 以降になるよう更新してください。端末メーカーから更新が届いていれば、すぐに適用してください。

やることチェックリスト

  • 端末のセキュリティパッチレベルを確かめる
  • パッチレベルを 2023-09-01 以降に更新する
  • メーカーからの更新が届いたらすぐ適用する

用語メモ

権限 用語集で見る
その利用者やアプリが端末の中でできることの範囲です。
セキュリティパッチレベル 用語集で見る
Android 端末に、どの時点までのセキュリティ修正が入っているかを示す日付です。
アクティビティ
Android アプリの1つの画面にあたる部品です。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Android Framework Privilege Escalation Vulnerability

概要

Android Framework contains an unspecified vulnerability that allows for privilege escalation.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る