• ひとことでJuniper EX の J-Web で、ログインなしにファイルを置かれる弱点
  • 深刻度5.3 警告CVSS v3.1
  • まずやることJunos OS を修正済みの版に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2023-36847
製品Juniper Junos OS
深刻度(CVSS)5.3 警告CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:L/A:N
KEVへの追加日2023-11-13
米国政府機関の対応期限2023-11-17
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-306(重要な機能での認証の欠如)

何が起きた

Juniper の EX Series で動く Junos OS の J-Web(ブラウザから使う管理画面)に、大事な機能でログインの確認をしていない弱点が見つかりました。installAppPackage.php への特定の要求で、攻撃者がログインせずに任意のファイルをアップロードできるおそれがあり、他の脆弱性と組み合わせて悪用される可能性があります。ネットワーク経由で、権限を持たない攻撃者が、利用者の操作なしに悪用できるとされています。CISA は悪用を確認して KEV に載せています。Juniper の勧告 JSA72300 も、2023年11月8日の更新で、悪意のある悪用の成功を把握していると書いています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が J-Web にネットワークでつなぐ → 2. ログインせずに細工した要求を送る → 3. 任意のファイルをアップロードする → 4. 他の弱点と組み合わせて悪用される1攻撃者が J-Web にネットワークでつなぐ2ログインせずに細工した要求を送る3任意のファイルをアップロードする4他の弱点と組み合わせて悪用される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が J-Web にネットワークでつなぐ → 2. ログインせずに細工した要求を送る → 3. 任意のファイルをアップロードする → 4. 他の弱点と組み合わせて悪用される1攻撃者が J-Web にネットワークでつなぐ2ログインせずに細工した要求を送る3任意のファイルをアップロードする4他の弱点と組み合わせて悪用される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が J-Web にネットワークでつなぐ → 2. ログインせずに細工した要求を送る → 3. 任意のファイルをアップロードする → 4. 他の弱点と組み合わせて悪用される1攻撃者が J-Web にネットワークでつなぐ2ログインせずに細工した要求を送る3任意のファイルをアップロードする4他の弱点と組み合わせて悪用される

誰が影響を受ける

J-Web を有効にしている EX Series の Junos OS が対象です。影響を受けるのは 20.4R3-S8 より前のすべての版、21.1 の 21.1R1 以降、21.2 の 21.2R3-S6 より前、21.3 の 21.3R3-S5 より前、21.4 の 21.4R3-S4 より前、22.1 の 22.1R3-S3 より前、22.2 の 22.2R3-S1 より前、22.3 の 22.3R2-S2 と 22.3R3 より前、22.4 の 22.4R2-S1 と 22.4R3 より前の各版です。

何をすればいい

20.4R3-S8、21.2R3-S6、21.3R3-S5、21.4R3-S4、22.1R3-S3、22.2R3-S1、22.3R2-S2、22.3R3、22.4R2-S1、22.4R3、23.2R1 のいずれか以降に更新されているか確認してください。すぐに更新できない場合、Juniper は J-Web を無効にするか、つなげる相手を信頼できる機器だけに絞るよう案内しています。詳しくは公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • Junos OS を修正済みの版に更新する
  • J-Web を使っていなければ無効にする
  • J-Web につなげる相手を信頼できる機器だけにする

用語メモ

J-Web
Juniper の機器を、ブラウザから設定・管理するための画面です。
アップロード 用語集で見る
手元のファイルを、ネットワークの向こうの機器やサーバーに送って保存することです。
KEV 用語集で見る
米国の CISA がまとめている、実際に悪用が確認された脆弱性の一覧です。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Juniper Junos OS EX Series Missing Authentication for Critical Function Vulnerability

概要

Juniper Junos OS on EX Series contains a missing authentication for critical function vulnerability that allows an unauthenticated, network-based attacker to cause limited impact to the file system integrity. With a specific request to installAppPackage.php that doesn't require authentication, an attacker is able to upload arbitrary files via J-Web, leading to a loss of integrity for a certain part of the file system, which may allow chaining to other vulnerabilities.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る