- ひとことでAdobe ColdFusion で、信用できないデータの変換によりコードが動く弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやること2018はUpdate 18、2021はUpdate 8以降にする
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2023-38203 |
|---|---|
| 製品 | Adobe ColdFusion |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2024-01-08 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-01-29 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-502(信頼できないデータのデシリアライズ) |
何が起きた
Adobe ColdFusion に、信用できないデータを元の形に戻す処理(デシリアライズ)の弱点が見つかりました。悪用されると、任意の(攻撃者が好きに選べる)コードを実行されるおそれがあります。NVD に登録された Adobe の評価では、ログイン不要の攻撃者がネットワーク経由で、利用者の操作なしに悪用できます。CISA の KEV に載っており、ランサムウェアでの悪用も確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Adobe ColdFusion 2018 の Update 17 以前(2018u17 以前)、2021 の Update 7 以前(2021u7 以前)、2023 の Update 1 以前(2023u1 以前)を使っている組織が対象です。
何をすればいい
Adobe の APSB23-41 に従い、ColdFusion 2018 は Update 18 以降、2021 は Update 8 以降、2023 は Update 2 以降に更新してください。Adobe は、JDK/JRE も最新の更新に上げるよう勧めていて、JDK を更新せずに ColdFusion の更新だけを当ててもサーバーは守られないとしています。セキュリティ設定と Lockdown ガイドも確かめるよう勧めています。
やることチェックリスト
- 2018はUpdate 18、2021はUpdate 8以降にする
- 2023はUpdate 2以降にする
- JDKも最新の更新に上げる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(services.nvd.nist.gov)
- 公式の対策の出典(helpx.adobe.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Adobe ColdFusion Deserialization of Untrusted Data Vulnerability
概要
Adobe ColdFusion contains a deserialization of untrusted data vulnerability that allows for code execution.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る