• ひとことでApple の Safari などが使う WebKit で、細工したページからコードを動かせる弱点
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることiPhone を iOS 16.7 か 17.0.1 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2023-41993
製品Apple Multiple Products
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2023-09-25
米国政府機関の対応期限2023-10-16
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-754(まれな状態・例外的な状態の確認の不備)

何が起きた

Apple の製品でウェブページを表示する仕組み WebKit に、チェックが足りない弱点が見つかりました。細工したウェブページを読み込ませると、任意の(攻撃者が好きに選んだ)コードを実行される可能性があります。攻撃者はネットワーク経由でログインなしに狙えますが、利用者がそのページを見る必要があります。Apple は、iOS 16.7 より前の iOS に対して悪用された可能性があるという報告を把握しているとしています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したウェブページを用意する → 2. 利用者がそのページを開く → 3. WebKit の確認不足を突かれる → 4. 端末で任意のコードが実行される1攻撃者が細工したウェブページを用意する2利用者がそのページを開く3WebKit の確認不足を突かれる4端末で任意のコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したウェブページを用意する → 2. 利用者がそのページを開く → 3. WebKit の確認不足を突かれる → 4. 端末で任意のコードが実行される1攻撃者が細工したウェブページを用意する2利用者がそのページを開く3WebKit の確認不足を突かれる4端末で任意のコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したウェブページを用意する → 2. 利用者がそのページを開く → 3. WebKit の確認不足を突かれる → 4. 端末で任意のコードが実行される1攻撃者が細工したウェブページを用意する2利用者がそのページを開く3WebKit の確認不足を突かれる4端末で任意のコードが実行される

誰が影響を受ける

修正前の iPhone、iPad、Mac の Safari などを使っている人が対象です。Apple は iOS 16.7 と iPadOS 16.7、iOS 17.0.1 と iPadOS 17.0.1、Safari 16.6.1、Safari 17、macOS Sonoma 14 でこの弱点を修正しています。WebKit を使う Apple 以外の製品も影響を受けることがあると CISA は説明しています。

何をすればいい

iPhone や iPad は iOS 16.7 か iOS 17.0.1 以降に更新されているか確認してください。Mac は macOS Sonoma 14 にするか、Safari を 16.6.1 か 17 以降に更新してください。WebKit を使う他の製品は、そのメーカーの公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • iPhone を iOS 16.7 か 17.0.1 以降に更新する
  • Mac の Safari を 16.6.1 か 17 以降に更新する
  • Mac を macOS Sonoma 14 以降に更新する

用語メモ

WebKit 用語集で見る
ウェブページを読み込んで画面に表示する仕組み(ブラウザーエンジン)です。Safari や iPhone のアプリで広く使われています。
iPadOS
iPad で動く Apple の基本ソフトです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Apple Multiple Products WebKit Code Execution Vulnerability

概要

Apple iOS, iPadOS, macOS, and Safari WebKit contain an unspecified vulnerability that leads to code execution when processing maliciously crafted web content. This vulnerability could impact HTML parsers that use WebKit, including but not limited to Apple Safari and non-Apple products which rely on WebKit for HTML processing.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る