• ひとことでApple の WebKit で、細工したWebページによりプログラムを実行される弱点です。
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることiPhoneとiPadを17.1.2以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2023-42917
製品Apple Multiple Products
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2023-12-04
米国政府機関の対応期限2023-12-25
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-787(範囲外への書き込み)

何が起きた

Apple の iPhone、iPad、Mac、Safari が使う WebKit(Webページを表示するしくみ)に、メモリが壊れる弱点が見つかりました。細工された Web のコンテンツを処理すると、任意の(攻撃者が好きに選べる)プログラムを実行される可能性があります。攻撃はネットワーク経由で、ログインは不要ですが、利用者がページを開くなどの操作が必要です。Apple は、iOS 16.7.1 より前の iOS を狙って悪用された可能性があるという報告を把握しています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した Web のコンテンツを用意する → 2. 利用者がそのページを開く → 3. WebKit の処理でメモリが壊れる → 4. 攻撃者のプログラムが実行される1攻撃者が細工した Web のコンテンツを用意する2利用者がそのページを開く3WebKit の処理でメモリが壊れる4攻撃者のプログラムが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した Web のコンテンツを用意する → 2. 利用者がそのページを開く → 3. WebKit の処理でメモリが壊れる → 4. 攻撃者のプログラムが実行される1攻撃者が細工した Web のコンテンツを用意する2利用者がそのページを開く3WebKit の処理でメモリが壊れる4攻撃者のプログラムが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した Web のコンテンツを用意する → 2. 利用者がそのページを開く → 3. WebKit の処理でメモリが壊れる → 4. 攻撃者のプログラムが実行される1攻撃者が細工した Web のコンテンツを用意する2利用者がそのページを開く3WebKit の処理でメモリが壊れる4攻撃者のプログラムが実行される

誰が影響を受ける

iOS、iPadOS、macOS Sonoma、Safari を使っている人や組織です。修正版より前のバージョンが影響を受けます。CISA は、WebKit を使う Apple 以外の製品にも影響する可能性があるとしています。

何をすればいい

iOS 17.1.2 と iPadOS 17.1.2、macOS Sonoma 14.1.2、Safari 17.1.2 以降に更新されているか確認してください。iPhone 8 や iPhone X などの古い機種には、iOS 16.7.3 と iPadOS 16.7.3 で修正が出ています。Safari 17.1.2 は macOS Monterey と macOS Ventura 向けです。公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • iPhoneとiPadを17.1.2以降に更新する
  • macOS Sonomaを14.1.2以降に更新する
  • 古い機種は16.7.3以降に更新する

用語メモ

WebKit 用語集で見る
Safari などが Webページを表示するために使う、Apple のしくみです。
任意の(攻撃者が好きに選べる)プログラム
攻撃者が自由に決めた命令やプログラムのことです。実行されると機器を乗っ取られるおそれがあります。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Apple Multiple Products WebKit Memory Corruption Vulnerability

概要

Apple iOS, iPadOS, macOS, and Safari WebKit contain a memory corruption vulnerability that leads to code execution when processing maliciously crafted web content. This vulnerability could impact HTML parsers that use WebKit, including but not limited to Apple Safari and non-Apple products which rely on WebKit for HTML processing.

推奨対応

Apply remediations or mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if remediation or mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る