- ひとことでDrayTek Vigor のルーターで、管理画面から機器の命令を実行される弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやることVigor2960 と Vigor300B の版を調べる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2024-12987 |
|---|---|
| 製品 | DrayTek Vigor Routers |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2025-05-15 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2025-06-05 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-78(OSコマンドインジェクション) |
何が起きた
DrayTek の Vigor のルーターのウェブ管理画面にある /cgi-bin/mainfunction.cgi/apmcfgupload という部分で、session という値を細工すると、機器の OS の命令を実行できる弱点(OS コマンドインジェクション)が見つかりました。ネットワーク経由で、権限を持たない(ログインしていない)攻撃者が悪用できるとされています。攻撃の方法は公開されており、実際の悪用も確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
DrayTek の Vigor2960 と Vigor300B の 1.5.1.4 を使っている組織が対象です。CISA の KEV では Vigor3900 も対象として挙げられていますが、Vigor3900 の影響を受けるバージョンは、このデータからは不明です。
何をすればいい
CVE の記録では、1.5.1.5 に更新するとこの問題が直るとされています。Vigor2960 と Vigor300B は 1.5.1.5 以降に更新されているか確認してください。Vigor3900 については、DrayTek の公式の案内を確認して、案内に従って更新や対策をしてください。
やることチェックリスト
- Vigor2960 と Vigor300B の版を調べる
- 1.5.1.5 以降に更新する
- Vigor3900 はメーカーの修正版を適用する
用語メモ
- OS コマンドインジェクション 用語集で見る
- 入力の中に機器の命令を紛れ込ませて、本来は許されない命令を実行させる攻撃です。
- ウェブ管理画面
- ブラウザから機器の設定を変えるための画面です。
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(fw.draytek.com.tw)
- メーカー等の情報(fw.draytek.com.tw)
- メーカー等の情報(fw.draytek.com.tw)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(draytek.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
DrayTek Vigor Routers OS Command Injection Vulnerability
概要
DrayTek Vigor2960, Vigor300B, and Vigor3900 routers contain an OS command injection vulnerability due to an unknown function of the file /cgi-bin/mainfunction.cgi/apmcfgupload of the component web management interface.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る