- ひとことでCisco ASA と FTD で、管理者が root 権限でコードを動かせてしまう弱点
- 深刻度6.0 警告CVSS v3.1
- まずやることCisco Software Checker で修正版を調べる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2024-20359 |
|---|---|
| 製品 | Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) and Firepower Threat Defense (FTD) |
| 深刻度(CVSS) | 6.0 警告CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N |
| KEVへの追加日 | 2024-04-24 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-05-01 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-94(コードインジェクション) |
何が起きた
Cisco の Adaptive Security Appliance (ASA) と Firepower Threat Defense (FTD) のソフトウェアで、VPN クライアントやプラグインを事前に読み込む古い機能に弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。フラッシュメモリから読み込むファイルの確認が不十分なため、細工したファイルを disk0: に置かれると、次の再起動のあとに root 権限で任意のコードを実行されるおそれがあります。悪用には、機器上で管理者レベルの権限が必要です。入り込んだコードは、再起動しても残る可能性があります。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
脆弱なバージョンの Cisco ASA Software または FTD Software を動かしている機器が対象で、特別な設定は必要ありません。どのバージョンが対象かは、Cisco の勧告の Fixed Software の項目で確認できます。Cisco Firepower Management Center (FMC) Software は影響を受けません。
何をすればいい
回避策はなく、Cisco は修正済みのソフトウェアへの更新を強く勧めています。Cisco Software Checker を使うと、使っているバージョンに影響があるかと、最初の修正版を調べられます。Cisco は、記録にない設定変更や予定外の再起動、不審な認証の動きがないか、システムログを見張ることも勧めています。メーカー(Cisco)の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- Cisco Software Checker で修正版を調べる
- 修正済みのソフトウェアに更新する
- 予定外の再起動や設定変更をログで確かめる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Cisco ASA and FTD Privilege Escalation Vulnerability
概要
Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) and Firepower Threat Defense (FTD) contain a privilege escalation vulnerability that can allow local privilege escalation from Administrator to root.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る