- ひとことでCisco ASA と FTD で、大量のログイン要求により VPN を止められる弱点です。
- 深刻度5.8 警告CVSS v3.1
- まずやることSSL VPN が有効になっているか確認する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2024-20481 |
|---|---|
| 製品 | Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) and Firepower Threat Defense (FTD) |
| 深刻度(CVSS) | 5.8 警告CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:N/I:N/A:L |
| KEVへの追加日 | 2024-10-24 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-11-14 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-772 |
何が起きた
Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) と Firepower Threat Defense (FTD) のリモートアクセス VPN(RAVPN)の機能に、資源を使い果たしてしまう弱点が見つかりました。攻撃者が大量の VPN のログイン要求を送ると、RAVPN のサービスが止まるおそれがあります。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が、利用者の操作なしに悪用でき、Cisco も悪用を把握していると説明しています。VPN 以外のサービスには影響しないとされていますが、復旧のために機器の再起動が必要になることがあります。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Cisco ASA または FTD のソフトウェアを使い、RAVPN のサービスを有効にしている組織が対象です。Cisco の説明では、SSL VPN がどの接続口でも有効になっていなければ影響はありません。影響を受けるバージョンと修正版は、Cisco の勧告が案内する Cisco Software Checker で確かめる必要があります。
何をすればいい
Cisco はこの弱点を直すソフトウェアの更新を出しており、回避策はないとしています。Cisco の公式の案内で修正版を確認し、更新してください。すぐに更新できない場合、Cisco はパスワードスプレー攻撃への対策をまとめた資料の設定を案内しています。
やることチェックリスト
- SSL VPN が有効になっているか確認する
- ASA と FTD を修正版に更新する
- 更新までパスワードスプレー攻撃の対策を設定する
用語メモ
- リモートアクセス VPN(RAVPN)
- 社外から社内ネットワークに安全に接続するための VPN の仕組みです。
- パスワードスプレー攻撃
- よく使われるパスワードを、多くのアカウントに少しずつ試してログインを狙う攻撃です。
- SSL VPN 用語集で見る
- ウェブの暗号化の仕組みを使って作る VPN です。
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Cisco ASA and FTD Denial-of-Service Vulnerability
概要
Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) and Firepower Threat Defense (FTD) contain a missing release of resource after effective lifetime vulnerability that could allow an unauthenticated, remote attacker to cause a denial-of-service (DoS) of the RAVPN service.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る