• ひとことでIvanti Connect Secure と Policy Secure で、管理者が命令を送り込める弱点です。
  • 深刻度9.1 緊急CVSS v3.1
  • まずやることConnect Secure と Policy Secure の版を確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2024-21887
製品Ivanti Connect Secure and Policy Secure
深刻度(CVSS)9.1 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2024-01-10
米国政府機関の対応期限2024-01-22
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-77(コマンドインジェクション)

何が起きた

Ivanti Connect Secure(ICS、以前の名前は Pulse Connect Secure)と Ivanti Policy Secure の Web の部品に、命令を外から送り込めてしまう弱点(コマンドインジェクション)が見つかりました。ログイン済みの管理者が細工したリクエストを送ると、機器の上で任意の命令を実行できます。NVD の評価では、管理者などの高い権限を持つ攻撃者がネットワーク経由で悪用できます。CISA によると、この弱点は認証を回避する弱点 CVE-2023-46805 と組み合わせて悪用できるとされ、ランサムウェアでの悪用も確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が管理者としてアクセスできる状態になる → 2. 細工したリクエストを Web の部品に送る → 3. 機器の上で任意の命令が実行される1攻撃者が管理者としてアクセスできる状態になる2細工したリクエストを Web の部品に送る3機器の上で任意の命令が実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が管理者としてアクセスできる状態になる → 2. 細工したリクエストを Web の部品に送る → 3. 機器の上で任意の命令が実行される1攻撃者が管理者としてアクセスできる状態になる2細工したリクエストを Web の部品に送る3機器の上で任意の命令が実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が管理者としてアクセスできる状態になる → 2. 細工したリクエストを Web の部品に送る → 3. 機器の上で任意の命令が実行される1攻撃者が管理者としてアクセスできる状態になる2細工したリクエストを Web の部品に送る3機器の上で任意の命令が実行される

誰が影響を受ける

Ivanti Connect Secure の 9.x と 22.x、Ivanti Policy Secure の 9.x と 22.x を使っている組織が対象です。Ivanti によると、サポート中のすべての版が影響を受けます。CVE の記録では、Connect Secure は 9.1R18 と 22.6R2 まで、Policy Secure は 9.1R18 と 22.6R1 までが影響を受ける版として載っています。

何をすればいい

Ivanti は、Connect Secure の 9.1R14.4、9.1R17.2、9.1R18.3、22.4R2.2、22.5R1.1、22.5R2.2 と、Policy Secure の 22.5R1.1 などに向けて修正パッチを公開しています。このパッチは、この弱点と CVE-2023-46805 を含む4つの弱点をまとめて直します。パッチを当てるまでの間に使える回避策も Ivanti から出ており、パッチを当てた場合は回避策は不要とされています。対策が取れない場合、CISA は製品の使用をやめることを求めています。

やることチェックリスト

  • Connect Secure と Policy Secure の版を確かめる
  • Ivanti の修正パッチを適用する
  • パッチを当てるまでは回避策を適用する

用語メモ

コマンドインジェクション 用語集で見る
外から送った文字列が、機器の命令(コマンド)として実行されてしまう弱点です。
ランサムウェア 用語集で見る
ファイルを暗号化して使えなくし、元に戻す代わりにお金を要求する悪意のあるプログラムです。
リクエスト
ブラウザーなどが Web サーバーに送る、処理のお願いの通信です。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Ivanti Connect Secure and Policy Secure Command Injection Vulnerability

概要

Ivanti Connect Secure (ICS, formerly known as Pulse Connect Secure) and Ivanti Policy Secure contain a command injection vulnerability in the web components of these products, which can allow an authenticated administrator to send crafted requests to execute code on affected appliances. This vulnerability can be leveraged in conjunction with CVE-2023-46805, an authenticated bypass issue.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る