- ひとことでFortiOS などの fgfmd で、受け取った文字列の扱いを誤ってコマンドを動かされる弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやることFortiOS を 7.4.3 などの修正版に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2024-23113 |
|---|---|
| 製品 | Fortinet Multiple Products |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2024-10-09 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-10-30 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-134(外部から指定できる書式文字列の使用) |
何が起きた
Fortinet の FortiOS などの製品で、FortiManager との管理用通信を受け持つ fgfmd という部分に、外から受け取った文字列を書式の指定としてそのまま使ってしまう弱点(書式文字列の脆弱性)が見つかりました。細工した通信を送られると、任意の(攻撃者が好きに選べる)プログラムやコマンドを実行されるおそれがあります。ネットワーク経由で離れた場所から、ログインなしで、利用者の操作もなしに悪用できます。実際の攻撃での悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
FortiOS 7.4.0 から 7.4.2、7.2.0 から 7.2.6、7.0.0 から 7.0.13 を使っている組織が対象です。FortiProxy、FortiPAM、FortiSwitchManager の一部の版も影響を受けます。Fortinet の案内では、FortiOS 6.x は影響を受けません。CISA の KEV の概要と CVE の記録の対策には FortiWeb の名前もありますが、Fortinet の勧告の表には FortiWeb は載っていません。
何をすればいい
FortiOS は 7.4.3、7.2.7、7.0.14 以降に更新します。FortiProxy は 7.4.3、7.2.9、7.0.16 以降、FortiSwitchManager は 7.2.4、7.0.4 以降に更新します。FortiPAM の 1.2、1.1、1.0 は、Fortinet の勧告では修正済みの版へ移るとされ、CVE の記録では 1.2.1 以降、1.1.3 以降への更新が案内されています。FortiWeb を使っている場合は、CVE の記録にある 7.4.3 以降への更新も確かめます。すぐに更新できない場合は、公式の案内にある回避策として、各インターフェースの許可設定から fgfm を外します。この方法では FortiManager から FortiGate を見つける機能が使えなくなります。必ず Fortinet の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- FortiOS を 7.4.3 などの修正版に更新する
- インターフェースの許可から fgfm を外す
- FortiProxy なども修正版に更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(fortiguard.com)
- 公式の対策の出典(fortiguard.fortinet.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Fortinet Multiple Products Format String Vulnerability
概要
Fortinet FortiOS, FortiPAM, FortiProxy, and FortiWeb contain a format string vulnerability that allows a remote, unauthenticated attacker to execute arbitrary code or commands via specially crafted requests.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る