- ひとことでWindows の MSHTML で、Office の安全対策をすり抜けられる弱点
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることWindows Update で最新の更新プログラムを入れる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2024-30040 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2024-05-14 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-06-04 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-20(入力の確認の不備) |
何が起きた
Windows の MSHTML プラットフォームに、セキュリティ機能を回避される弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。Microsoft によると、Microsoft 365 と Microsoft Office が危険な COM や OLE の部品から利用者を守るための仕組みを、すり抜けられてしまいます。攻撃はネットワーク経由で、ログインは不要ですが、利用者に細工したファイルを扱わせる必要があります。Microsoft は、悪用に成功すると利用者の権限で任意のコードを実行されるおそれがあるとしています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Windows 10、Windows 11、Windows Server 2016、Windows Server 2019、Windows Server 2022 で、2024年5月の更新プログラムを入れていないものが対象です。対象のバージョンの詳しい一覧は、Microsoft のセキュリティ更新プログラムガイドに載っています。
何をすればいい
Windows Update で2024年5月以降の更新プログラムを入れてください。例えば Windows 11 Version 23H2 は KB5037771、Windows 10 Version 22H2 は KB5037768 で修正されています。Microsoft によると、攻撃者はメールやチャットで細工したファイルを送り、利用者に保存させて操作させようとします。知らない相手から届いたファイルは開いたり操作したりせず、メーカー(Microsoft)の公式の案内も確認してください。
やることチェックリスト
- Windows Update で最新の更新プログラムを入れる
- KB5037771 などの更新が入っているか確かめる
- 知らない相手からのファイルを開かないようにする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows MSHTML Platform Security Feature Bypass Vulnerability
概要
Microsoft Windows MSHTML Platform contains an unspecified vulnerability that allows for a security feature bypass.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る