- ひとことでWindows カーネルの弱点で、一般利用者が最高の権限を得られるおそれがあります
- 深刻度7.0 重要CVSS v3.1
- まずやることWindows Update で2024年8月以降の更新を入れる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2024-38106 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 7.0 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2024-08-13 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-09-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-591 |
何が起きた
Microsoft Windows の Kernel(OS の中心部分)に、権限を不正に引き上げられる弱点が見つかりました。悪用すると、権限の低い利用者が SYSTEM 権限(Windows で最も強い権限)を得られるおそれがあります。対象の機器にすでに一般利用者程度の権限でログインできる攻撃者が、その機器の上で悪用できます。悪用には、処理の順番の競争(レースコンディション)に勝つ必要がありますが、実際の攻撃での悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Microsoft Windows を使っている人や組織です。Microsoft の情報では、Windows 10、Windows 11、Windows Server 2016、2019、2022 が対象として挙がっています。
何をすればいい
Windows Update などで、2024年8月以降のセキュリティ更新プログラムを適用してください。たとえば Windows 11 23H2 は KB5041585、Windows 10 22H2 は KB5041580 が対象の更新です。お使いの版ごとの更新番号は、Microsoft の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- Windows Update で2024年8月以降の更新を入れる
- Windows 11 23H2 は KB5041585 を適用する
- Windows 10 22H2 は KB5041580 を適用する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows Kernel Privilege Escalation Vulnerability
概要
Microsoft Windows Kernel contains an unspecified vulnerability that allows for privilege escalation, enabling a local attacker to gain SYSTEM privileges. Successful exploitation of this vulnerability requires an attacker to win a race condition.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る