- ひとことでWindows で、危ないファイルへの警告の仕組みをすり抜けられる弱点です。
- 深刻度6.5 警告CVSS v3.1
- まずやることWindows Update で最新の更新を入れる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2024-38213 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 6.5 警告CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:H/A:N |
| KEVへの追加日 | 2024-08-13 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-09-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-693(保護の仕組みの不備) |
何が起きた
Windows で、インターネットから取ってきたファイルに付く目印(Mark of the Web)と、それをもとに警告を出す SmartScreen の仕組みを、すり抜けられてしまう弱点が見つかりました。CISA によると、攻撃者は悪意のあるファイルを使って、SmartScreen の警告が出ないようにできます。攻撃者はネットワーク経由でログインなしに悪用できますが、利用者がそのファイルを開くなどの操作が必要です。Microsoft もこの弱点が悪用されたとしています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Windows 10、Windows 11、Windows Server 2012、2012 R2、2016、2019、2022 などを使っている人・組織が対象です。たとえば Windows 11 Version 23H2 と 22H2 は 10.0.22631.3737 と 10.0.22621.3737 より前、Windows 10 Version 22H2 は 10.0.19045.4529 より前が影響を受けます。
何をすればいい
Windows Update で、Microsoft が出したセキュリティ更新が入っているか確認してください。たとえば Windows 11 Version 23H2 と 22H2 は KB5039212、Windows 10 Version 22H2 は KB5039211、Windows Server 2022 は KB5039227 です。知らない相手から送られたファイルは開かないようにしてください。必ず公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- Windows Update で最新の更新を入れる
- KB5039212 などの更新が入っているか調べる
- 知らない相手からのファイルを開かないようにする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows SmartScreen Security Feature Bypass Vulnerability
概要
Microsoft Windows SmartScreen contains a security feature bypass vulnerability that allows an attacker to bypass the SmartScreen user experience via a malicious file.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る