- ひとことでRoundcube Webmail で、細工したメールを開くとメールを盗まれるおそれがある弱点です。
- 深刻度9.3 緊急CVSS v3.1
- まずやることRoundcube Webmail のバージョンを確かめる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2024-42009 |
|---|---|
| 製品 | Roundcube Webmail |
| 深刻度(CVSS) | 9.3 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:H/I:H/A:N |
| KEVへの追加日 | 2025-06-09 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2025-06-30 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-79(クロスサイトスクリプティング) |
何が起きた
Web ブラウザーでメールを読み書きできる Roundcube Webmail に、クロスサイトスクリプティング(悪いスクリプトを画面に紛れ込ませる攻撃)の弱点が見つかりました。メール本文の表示のために安全な形に整えた内容を、後の処理で再び危険な形に戻してしまう問題があり、攻撃者は細工したメールを使って、被害者のメールを盗んだり送信したりできます。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログイン不要で悪用できる一方、利用者の操作が必要とされています。実際に悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Roundcube Webmail を運用している組織と、その利用者が対象です。影響を受けるのは 1.5.7 以前と、1.6.x の 1.6.7 以前のバージョンです。
何をすればいい
Roundcube は、修正版の 1.6.8 と 1.5.8 を公開しています。Roundcube Webmail が 1.6.8 以降(1.5 系なら 1.5.8 以降)に更新されているか確認してください。詳しくは、Roundcube の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- Roundcube Webmail のバージョンを確かめる
- 1.6 系は 1.6.8 以降に更新する
- 1.5 系は 1.5.8 以降に更新する
用語メモ
- クロスサイトスクリプティング 用語集で見る
- Web ページに悪いスクリプト(小さなプログラム)を紛れ込ませ、見た人のブラウザーで動かしてしまう攻撃です。
- Webmail
- 専用のソフトを使わず、Web ブラウザーからメールを読み書きできる仕組みです。
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(roundcube.net)
- 公式の対策の出典(services.nvd.nist.gov)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
RoundCube Webmail Cross-Site Scripting Vulnerability
概要
RoundCube Webmail contains a cross-site scripting vulnerability. This vulnerability could allow a remote attacker to steal and send emails of a victim via a crafted e-mail message that abuses a Desanitization issue in message_body() in program/actions/mail/show.php.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る