- ひとことでWindows で、ファイルを触っただけでログイン用の情報が漏れる弱点です。
- 深刻度6.5 警告CVSS v3.1
- まずやることWindows Update で2024年11月以降の更新を当てる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2024-43451 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 6.5 警告CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N |
| KEVへの追加日 | 2024-11-12 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-12-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-73(ファイル名やパスを外部から指定できる) |
何が起きた
Microsoft Windows に、NTLMv2 ハッシュ(ログインに使われる情報)が攻撃者に漏れる弱点が見つかりました。攻撃者は盗んだハッシュを使って、その利用者になりすます可能性があります。NVD に登録された Microsoft の評価では、ログイン不要の攻撃者がネットワーク経由で悪用できますが、被害者が細工したファイルを操作する必要があります。Microsoft によると、ファイルを開いたり実行したりしなくても、クリックして選ぶ、右クリックで調べるといった小さな操作で起きることがあります。CISA の KEV に載っており、実際の悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Windows 10、Windows 11、Windows Server 2008、2008 R2、2012 R2、2016、2019、2022、2025 を使っている人や組織のうち、2024年11月のセキュリティ更新を当てていないものが対象です。Microsoft の資料では、たとえば Windows 11 Version 24H2 はビルド 10.0.26100.2314 より前、Windows 10 Version 22H2 はビルド 10.0.19045.5131 より前が影響を受けます。
何をすればいい
Windows Update で、2024年11月以降のセキュリティ更新を当ててください。Microsoft の案内では、Windows 11 Version 24H2 と Windows Server 2025 は KB5046617、Windows 11 Version 23H2 と 22H2 は KB5046633、Windows 10 Version 22H2 と 21H2 は KB5046613、Windows Server 2022 は KB5046616 が対象の更新です。ほかの版の更新番号は、最新の公式の案内(Microsoft のセキュリティ更新ガイド)で確認してください。知らない相手から届いたファイルには、むやみに触らないようにしましょう。
やることチェックリスト
- Windows Update で2024年11月以降の更新を当てる
- Windows 11 24H2 に KB5046617 を当てる
- 知らない相手からのファイルに触らないようにする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows NTLMv2 Hash Disclosure Spoofing Vulnerability
概要
Microsoft Windows contains an NTLMv2 hash spoofing vulnerability that could result in disclosing a user's NTLMv2 hash to an attacker via a file open operation. The attacker could then leverage this hash to impersonate that user.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る