• ひとことでWindows の MSHTML で、表示をごまかして利用者をだます弱点です。
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやること2024年9月の Windows 更新を入れる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2024-43461
製品Microsoft Windows
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2024-09-16
米国政府機関の対応期限2024-10-07
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-451

何が起きた

Windows の Web 表示の部品 MSHTML に、大事な情報を画面上で正しく見せず、Web ページやファイルを別物に見せかけられる弱点(なりすまし)が見つかりました。CISA の KEV に載っており、実際の悪用が確認されています。Microsoft によると、2024年7月より前に CVE-2024-38112 と組み合わせた攻撃の一部として悪用されていました。NVD に登録された Microsoft の評価では、ネットワーク経由で、ログイン不要の攻撃者が悪用できますが、利用者の操作が必要です。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したファイルやページを用意する → 2. 表示がごまかされ利用者がだまされる → 3. 利用者がそれを開いてしまう1攻撃者が細工したファイルやページを用意する2表示がごまかされ利用者がだまされる3利用者がそれを開いてしまう攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したファイルやページを用意する → 2. 表示がごまかされ利用者がだまされる → 3. 利用者がそれを開いてしまう1攻撃者が細工したファイルやページを用意する2表示がごまかされ利用者がだまされる3利用者がそれを開いてしまう攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したファイルやページを用意する → 2. 表示がごまかされ利用者がだまされる → 3. 利用者がそれを開いてしまう1攻撃者が細工したファイルやページを用意する2表示がごまかされ利用者がだまされる3利用者がそれを開いてしまう

誰が影響を受ける

Microsoft によると、サポート中のすべての Windows(Windows 10、Windows 11、Windows Server 2008 から Windows Server 2022 まで)が影響を受けます。MSHTML は Microsoft Edge の Internet Explorer モードや、ほかのアプリからも使われています。

何をすればいい

Microsoft は2024年9月の更新で修正しています。公式の案内を確認し、2024年7月と2024年9月の両方の更新を入れてください。たとえば Windows 11 Version 23H2 は KB5043076、Windows 10 Version 22H2 は KB5043064 です。Security Only 更新を使っている場合は、IE 累積更新も入れるよう Microsoft は勧めています。

やることチェックリスト

  • 2024年9月の Windows 更新を入れる
  • 2024年7月の Windows 更新も入れる
  • Security Only 更新なら IE 累積更新も入れる

用語メモ

MSHTML 用語集で見る
Windows に入っている、Web ページを表示するための部品です。Internet Explorer モードなどで使われます。
Internet Explorer モード 用語集で見る
Microsoft Edge の中で、古い Internet Explorer 向けのページを表示するための機能です。
なりすまし 用語集で見る
本物ではないものを本物のように見せかけて、利用者をだますことです。
IE 累積更新
MSHTML などの修正をまとめて入れる、Internet Explorer 関連の更新プログラムです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft Windows MSHTML Platform Spoofing Vulnerability

概要

Microsoft Windows MSHTML Platform contains a user interface (UI) misrepresentation of critical information vulnerability that allows an attacker to spoof a web page. This vulnerability was exploited in conjunction with CVE-2024-38112.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る