- ひとことでBrocade Fabric OS で、管理者が最上位の root 権限でコードを動かせる弱点です。
- 深刻度6.7 警告CVSS v3.1
- まずやること使っている Fabric OS の版を確認する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2025-1976 |
|---|---|
| 製品 | Broadcom Brocade Fabric OS |
| 深刻度(CVSS) | 6.7 警告CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2025-04-28 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2025-05-19 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-94(コードインジェクション) |
何が起きた
Broadcom の Brocade Fabric OS(ストレージ用ネットワーク機器の OS)に、コードインジェクションの弱点が見つかりました。メーカーによると IP アドレスの確認の不備が原因で、管理者権限を持つ利用者が、本来は取り除かれた root(最上位の権限)として任意の(攻撃者が好きに選べる)コードを実行できます。NVD の評価では、機器の上で(ローカル)、管理者などの高い権限を持つ攻撃者が、利用者の操作なしに悪用できます。実際の攻撃での悪用が確認され、CISA の KEV に載っています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Brocade Fabric OS 9.1.0 から 9.1.1d6 を使っている組織が対象です。メーカーによると、9.2.0 以降は影響を受けず、Brocade ASCG と Brocade SANnav も影響を受けません。
何をすればいい
Fabric OS を、修正が入った 9.1.1d7 以降に更新されているか確認してください。また 9.1.0 より前の版は、管理者が直接 root を使える作りのため、メーカーは root を外した版への更新を勧めています。あわせて Broadcom の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- 使っている Fabric OS の版を確認する
- Fabric OS を 9.1.1d7 以降に更新する
- 9.1.0 より前の版は root を外した版へ上げる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Broadcom Brocade Fabric OS Code Injection Vulnerability
概要
Broadcom Brocade Fabric OS contains a code injection vulnerability that allows a local user with administrative privileges to execute arbitrary code with full root privileges.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る