• ひとことでWindows のログ管理の部品で、管理者の権限を奪われる弱点です
  • 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることWindows Update で最新の更新を入れる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2025-29824
製品Microsoft Windows
深刻度(CVSS)7.8 重要CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2025-04-08
米国政府機関の対応期限2025-04-29
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-416(解放済みメモリの使用)

何が起きた

Windows の CLFS(Common Log File System)というログを管理するドライバーで、使い終わったメモリをもう一度使ってしまう弱点が見つかりました。これを悪用されると、攻撃者が自分の権限を上げられるおそれがあります。この弱点は実際の攻撃に使われたことが確認されていて、ランサムウェアの攻撃に使われたことも知られています。対象の機器上で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できるとされています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が一般利用者の権限で機器に入る → 2. CLFS ドライバーの弱点をつく → 3. 使い終わったメモリが悪用される → 4. 攻撃者の権限が上がる1攻撃者が一般利用者の権限で機器に入る2CLFS ドライバーの弱点をつく3使い終わったメモリが悪用される4攻撃者の権限が上がる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が一般利用者の権限で機器に入る → 2. CLFS ドライバーの弱点をつく → 3. 使い終わったメモリが悪用される → 4. 攻撃者の権限が上がる1攻撃者が一般利用者の権限で機器に入る2CLFS ドライバーの弱点をつく3使い終わったメモリが悪用される4攻撃者の権限が上がる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が一般利用者の権限で機器に入る → 2. CLFS ドライバーの弱点をつく → 3. 使い終わったメモリが悪用される → 4. 攻撃者の権限が上がる1攻撃者が一般利用者の権限で機器に入る2CLFS ドライバーの弱点をつく3使い終わったメモリが悪用される4攻撃者の権限が上がる

誰が影響を受ける

Windows 10、Windows 11、Windows Server 2008 から Windows Server 2025 までの幅広い Windows を使っている人や組織です。Microsoft は、2025 年 4 月のセキュリティ更新で修正を出しています。

何をすればいい

Windows Update で、2025 年 4 月以降のセキュリティ更新が入っているか確認してください。たとえば Windows 11 Version 24H2 と Windows Server 2025 は KB5055523、Windows 11 Version 22H2 と 23H2 は KB5055528、Windows 10 Version 21H2 と 22H2 は KB5055518、Windows Server 2022 は KB5055526、Windows Server 2019 は KB5055519、Windows Server 2016 は KB5055521 です。お使いの版に合う更新プログラムは、Microsoft の公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • Windows Update で最新の更新を入れる
  • Windows 11 24H2 は KB5055523 を入れる
  • Windows 10 22H2 は KB5055518 を入れる

用語メモ

ドライバー 用語集で見る
機器や OS の機能を動かすために、OS の深いところで動くプログラムです。
ランサムウェア 用語集で見る
ファイルを使えない状態にして、元に戻すことと引きかえにお金を要求する不正なプログラムです。
Windows Update 用語集で見る
Windows に修正プログラムを届けて入れるための仕組みです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft Windows Common Log File System (CLFS) Driver Use-After-Free Vulnerability

概要

Microsoft Windows Common Log File System (CLFS) Driver contains a use-after-free vulnerability that allows an authorized attacker to elevate privileges locally.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る